リコー、リコーイメージングは、ワンショットで360度の静止画や動画を撮影できる360度カメラ「RICOH THETA(リコー シータ)」の最上位機種として、内蔵ストレージを拡張した「RICOH THETA Z1 51GB」を、4月下旬に発売します。実売価格は13万2800円(税込)。
同製品は、2019年5月に発売した最上位機種「RICOH THETA Z1」の内蔵ストレージを拡張したモデル。基本性能はそのままに、保存可能な容量を従来機種の19GBから51GBへと大幅に増強しています。RAW+で約900枚、JPEGで約6350枚の撮影データを、本体ストレージに保存可能です。
前身機の特長は引き継ぎ、コンパクトなボディに1.0型の裏面照射型CMOSイメージセンサーを搭載。有効画素数約2000万画素のユニットを2基搭載し、静止画の出力画素で約2300万画素に相当する高精細な360度の静止画を撮影できます。
動画撮影時には回転3軸補正による強力な手ぶれ補正機能により、4K、30fps相当の、滑らかで臨場感あふれる360度の動画撮影が可能。“絞り優先”など多彩な撮影モードに対応し、屋外や暗所など撮影シーンを選ばずに高品質な映像が撮影できます。
本体には0.93型有機EL情報パネルとFn(ファンクション)ボタンを搭載し、電池残量、撮影モード、撮影残り枚数、F値やISO感度値などの各種情報が一目で確認できます。
撮影データはJPEGだけでなく、RAW(DNG形式)での保存に対応しているので、一般的なデジタル一眼レフカメラなどと同様の、本格的な画像編集が可能です。Androidベースのシステムを採用し、ファームウェアアップデートによる基本性能の向上だけではなく、リコー純正や一般開発者がリリースした、プラグインの追加インストールによる多様な機能拡張も利用できます。