携帯オーディオプレーヤーの人気ナンバーワンシリーズ「ウォークマン」は国内シェア56.9%のモンスターアイテムです。現行モデルは、12万円を超えるハイエンド機から1万円程度のエントリークラスまで幅広い製品をラインナップ。なかでも、2万円台でハイレゾを楽しめる「Aシリーズ」と12万円オーバーの最上位モデルを有する「ZXシリーズ」は発売以来ヒットを続ける人気モデルとなっています。
今回は、「ウォークマン」シリーズのハイレゾ対応機のなかから、オススメの3製品を紹介します。
ハイレゾ音源に対応するプレーヤーとして世界最小・最軽量を実現した大人気モデル
Aシリーズ
NW-A16
実売価格2万6430円
世界最小・最軽量のハイレゾプレーヤー。フルデジタルアンプ「S-Master HX」により、コンパクトながらも量感のあるサウンドが特徴です。内蔵メモリ容量64GBのA17(実売価格3万5180円)もラインナップ。
片手にすっぽりと収まるほどのコンパクトボディで扱いやすいのが特徴。microSDスロットを備え、メモリ増設に対応します。
高性能パーツを贅沢に使って音質を高めたハイレゾオーディオブームの火付け役!
ZXシリーズ
NW-ZX1
実売価格6万8790円
PCM最大192kHz/24bitの音源再生に対応する、ハイレゾブームの火付け役となったモデル。独自のフルデジタルアンプや大型コンデンサーといった高性能パーツを内蔵し、音質が向上しています。Android OS搭載。
高剛性と高級感を両立するアルミ削り出しのフレームを採用。デザイン面でも高い評価を受けています。
ソニーの高音質技術がたっぷりとつぎ込まれた12万円オーバーの最上位モデル
ZXシリーズ
NW-ZX2
実売価格12万5060円
ソニーの高音質技術が惜しみなくつぎ込まれたシリーズ最上位モデル。microSDスロットを備え、内蔵HDDと合わせて最大256GBのメモリ容量を実現。データの大きいハイレゾ音源をたっぷり持ち出すことができます。
高性能コンデンサー「OSCON」を7基搭載。電力供給を安定させ、クリアでパワフルなサウンドを実現しています。
「ウォークマン」の名は国内にとどまらず世界でも広く知られていますが、オーストリアでは「ウォークマン」が携帯オーディオプレーヤーの一般名称として定着していると法的に認められ、ソニーが商標を独占使用できないほど。
2000年代にはAppleのiPodに国内シェア1位の座を奪われましたが、2011年にAndroid OS搭載機NW-Z1000シリーズのヒットなどで首位に返り咲きました。また、2013年にはウォークマン初のハイレゾ対応モデルを発売してブームをけん引。現在も国内シェア56.9%と、オーディオ史において、大きな役割を果たしています。