AV
2023/5/3 19:30

アップルの新HomePodなど、プロがいま気になるオーディオ製品はどれ?

プロが厳選した最先端を行く“ヒット間違いなし!”豊かなサウンドを満喫できるオーディオ製品を紹介。

 

こちらは「GetNavi」2023年5月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

手軽にマイホームシアターを体感できる3Dサウンドヘッドホン

ヤマハ
YH-L700A

実売価格6万6000円

<映画や音楽コンテンツを没入感の高い音で楽しめる>

サウンドバーよりも手軽にシアター体験ができるワイヤレスヘッドホン。2ch音源を立体音響に変換する「3D サウンドフィールド」や、7つの「サラウンドモード」といった独自の3次元音場再生機能を備え、あらゆるコンテンツを最適な3D音場で再現する。

 

【プロも注目】

映像に合わせた音場拡張効果を楽しめる『3D サウンドフィールド』を搭載。同社独自のノウハウが詰まったリアルなサラウンド感が堪能できます」(AVライター・野村ケンジさん)

↑「ヘッドトラッキング」機能を搭載。顔の向きと頭の動きを感知して音の鳴る位置を調整し、周囲で音が鳴っている感覚を生む

 

【ヒットアナリティクス】
ハイレベルなサラウンドに加え先進のインテリジェント機能が光る

サラウンド機能が最大の目玉だが、聴覚保護のリスニングケア(アドバンスド)やパーソナライズ可能なリスニングオプティマイザーなどインテリジェントな機能も魅力。ヘッドホンとしては高価だが、本格的なサラウンドシステムを揃えるよりは手ごろだ。

■先進技術:5/顧客ニーズ:4/市場の将来性:4/独自性:4/コスパ:2

 

画期的なサウンドと進化した知能を兼備する新HomePod

Apple
HomePod(第2世代)

実売価格4万4800円

<安全で安心なスマートホーム体験を提供>

音声アシスタントSiriに対応したスマートスピーカー「HomePod」の新作。独自のオーディオテクノロジーにより、豊かで深みのある低音、自然な中音、クリアで繊細な高音を再生する。Siriとの連携機能も強化され、スマートホームのハブとしても活躍。

 

【プロも注目】

HomePod miniと同等の使い勝手でありながら、さらにウーファーによる重低音の体験が可能。Apple TV 4Kを介したTV連携も魅力です」(モバイルライター・井上 晃さん)

↑サウンドをリアルタイムで最適に調整。パワフルかつクリアな音響体験を提供してくれる

 

【ヒットアナリティクス】
価格を超えた特別な音が体感できる

本機のポテンシャルを最大限に発揮するなら、本体を2台と、対応世代のApple TV 4K、ARC/eARC対応の薄型テレビを揃えて特別なホームシアターを構築したい。本機を2台購入すると約9万円の出費となるが、映画館に迫るサウンドは十分な価値アリ。

■先進技術:5/顧客ニーズ:5/市場の将来性:4/独自性:4/コスパ:4

 

 

無線で7.1.4chシステムが実現! 完全ワイヤレスサウンドバー

JBL
BAR 1000

実売価格14万3000円

<オーディオ知識がなくてもリアルサラウンドが完成>

最新の立体音響フォーマット「Dolby Atmos」や「DTS:X」に完全対応した、本格的な7.1.4chのサラウンドシステム。サウンドバーにワイヤレス・サブウーファー、充電式ワイヤレス・サラウンドスピーカーで立体音場を創出する。

 

【プロも注目】

完全ワイヤレスのリアスピーカーを装備し、ギミックではない自然なサラウンド感が得られます。本体に接続すると自動的に充電される仕組みも便利」(AV評論家・藤原陽祐さん)

↑「MultiBeam」テクノロジーを採用。サウンドバーながら、Dolby AtmosとDTS:Xを完全な立体音響として再現できる

 

【ヒットアナリティクス】
ホームシアターシステムに完全ワイヤレスの波が押し寄せる!?

JBL初の「完全ワイヤレス」のリアスピーカー採用モデル。「常設」から「使うときだけ置く」という発想の転換で、リアルな7.1.4chサラウンドが実現する。サウンドバーとしてはやや高価だが、オールインワンのシステムであることを考えればおトクだ。

■先進技術:4/顧客ニーズ:5/市場の将来性:4/独自性:4/コスパ:3