2016年もたくさんのカメラが発売されました。そのなかでも一般的に手の届きやすい15万円以下のデジタル一眼のなかからおすすめカメラをプロがセレクト。2017年は、気分一転、新しいカメラを買ってみてはいかがでしょうか。
ダイヤル中心の操作性で迷いなく撮れる!
オリンパス
OLYMPUS PEN-F
実売価格13万9480円(ボディ)
ダイヤル中心の操作がわかりやすいです。「モノクロ/カラープロファイルコントロール」など、写真の仕上がりを簡単に調整できるのも特徴。手ブレ補正が強力で、効果は約5段ぶんです。
【こんな人にオススメ!】
フィルターでの画作りを楽しみたいならコレ!
「アートフィルター」は14種類。効果が調整でき、エフェクト機能の「アートエフェクト」と合わせ、様々なパターンのアレンジができます。
【選者の声】
「クラシカルなデザインに最新機能を搭載。性能も高バランスで、実用機としても十分な実力です」(プロカメラマン・青柳敏史さん)
「撮影機能や実写性能がかなりハイレベル。ハイレゾショットなどの高度な撮影機能も魅力です」(プロカメラマン・吉森信哉さん)
【SPEC】
●センサーサイズ:4/3型 ●有効画素数:約2030万画素 ●最高感度:ISO25600 ●液晶:3型/約104万ドット ●サイズ/質量:W124.8×H72.1×D37.3㎜/約427g(CIPA基準)
AFや連写が高速で動きモノ撮影に強い!
ソニー
α6300
実売価格11万9840円(ボディ)
4K/30pでの動画撮影が可能。手ブレ補正は使用レンズに依存するものの、APS-Cサイズセンサー採用で小型・軽量ボディを実現しました。高速な像面位相差AFを採用するのも魅力。
【こんな人にオススメ!】
写真も動画も1台で楽しむならコレ!
高速なAFや連写で動きモノの静止画撮影に強いだけでなく、動画撮影用としても高い実力。4K/30pの高精細で滑らかな映像が魅力です。
【選者の声】
「AFが速く、連写にも強い。4K動画も撮れて、運動会などで大活躍する最高の“お父さんカメラ”!」(プロカメラマン・萩原和幸さん)
「425点像面位相差、AF追従11コマ/秒連写などのスペックは圧巻。オールマイティな対応力が魅力です」(「CARA」編集部・畠野之裕さん)
【SPEC】
●センサーサイズ:APS-C ●有効画素数:約2420万画素 ●最高感度:ISO25600 ●液晶:3型/約92万ドット ●サイズ/質量:W120×H66.9×D48.8㎜/約404g(CIPA基準)
「デュアルピクセルCMOS AF」でライブビューでもAFが速い!
キヤノン
EOS 80D
実売価格11万9610円(ボディ)
ファインダー時はオールクロスの45点AFで、ライブビュー時は像面位相差AFの「デュアルピクセルCMOS AF」が機能。AFが高速かつ正確です。バリアングル液晶も搭載され、使い勝手に優れます。
【こんな人にオススメ!】
数多くの交換レンズを使いこなしたいならコレ!
機能充実で使い勝手が良く、純正、サードパーティー製ともに数多くのレンズが揃っています。交換レンズを使いこなしたい人にオススメ。
【選者の声】
「ファインダー撮影時とライブビュー撮影時の両方のAFが強化。お手ごろ価格の実力機です」(カメラ評論家・北村智史さん)
「視野率100%ファインダーやバリアングル液晶&タッチAFなど機能充実。超お買い得な中級機」(「CARA」編集長・菅原隆治さん)
【SPEC】
●センサーサイズ:APS-C ●有効画素数:約2420万画素 ●最高感度:ISO25600 ●液晶:3型/約104万ドット ●サイズ/質量:W139×H105.2×D78.5㎜/約730g(CIPA基準)
4K動画や連写など、機能面で優れるミラーレス隆盛のなか、光学式ファインダーの安心感や高い操作性でEOS 80Dも高評価を獲得。像面位相差AFで、ライブビュー時のAFも高速。ストレスなく使えます。