パナソニックは9月13日、LUMIX Gシリーズの静止画フラッグシップモデル「LUMIX DC-G9M2」(以下、DC-G9M2)を発表しました。発売は10月27日予定で、ボディのみと標準ズームレンズキットを用意しています。
DC-G9M2はマイクロフォーサーズのミラーレス一眼カメラです。高解像なうえに高速なレスポンスを実現する新開発の「25.2M Live MOSセンサー」を搭載したほか、LUMIX Gシリーズとしては初めて像面位相差AFを搭載するため、高い画質とAF性能を両立させています。また、新世代のヴィーナスエンジンも搭載。高精細で自然な質感描写を実現するほか、5.7K 60p 10bit記録などの高解像な動画も高速に処理できるとしています。
加えて、新たに開発した認識AIにより、車やバイク、動物の瞳認識も追加し、リアルタイム認識AFの被写体の認識精度が向上しています。
手ブレ補正は、高精度なジャイロセンサーに加えて、撮像センサーと加速度センサーから得られる情報をもとにした最新のアルゴリズムを搭載しています。これにより、従来の「DC-G9」よりも強力な8段の手ブレ補正性能を実現。撮影が難しい暗所や長秒露光などの撮影をサポートするとうたいます。
このほか、LEICAモノクロームを含むモノクロ表現、任意でオリジナルの色表現が可能なリアルタイムLUTなどを搭載しています。
本体サイズは約幅134.3×奥行き90.1×高さ102.3mm、重さは本体、バッテリー、SDメモリーカード込みで約658gです。