米オーディオメーカーのSonosが、アップルの「AirPods Max」に対抗して、400ドル台(約6万円※1)のヘッドホンやイヤホン、セットトップボックスを準備しているとブルームバーグが報じています。
※1: 1ドル=約148.3円で換算(2023年11月22日現在)
Sonosはネットワーク対応のスマートスピーカーを開発しており、日本でも製品を販売しています。他方、次期AirPods Maxは2024年に、その翌年には次期AirPods Proが登場するとブルームバーグは以前に報じていました。
今回の報道によれば、Sonosは2024年4月にもオーバーイヤータイプのハイエンドヘッドホンを投入するとのこと。「Duke」というコードネームで開発されているこのヘッドホンは、ブラックとホワイトの2色をラインナップ。Sonosのデバイスと同期し、楽曲を音声でコントロールすることができます。
Sonosは2019年からヘッドホンの開発に取り組んでいたものの、製品化には至っていませんでした。しかし、早ければ来年3月頃に自社開発のヘッドホンが発表されるようです。
それと同時に、同社がAirPodsに似たイヤホンを開発していることや、来年末には150ドル〜200ドル(約2万2000円〜3万円)のセットトップボックスを投入して、アップルやストリーミングサービスのロクと競うとも報じられています。
ネットワーク機能だけでなく音質にも定評があるSonos。独自のヘッドホンやイヤホンの登場に期待です。
Source: Bloomberg