自室でのパソコン作業や動画鑑賞をはじめ、PCオーディオやPCゲームといったリラックスタイムに活躍するデスクトップ(DT)スピーカー。数ある機種の中から、本記事では、1680万色のイルミネーションが楽しめるDTスピーカー SteelSeries「Arena 7」、制作現場で活躍するモニタースピーカー Edifier「ED-MR4」、Bluetooth や USB-DAC を内蔵したコンパクトなアクティブスピーカー FOSTEX「PM0.3BD」の3機種を紹介しよう。
※こちらは「GetNavi」 2023年12月号に掲載された記事を再編集したものです
私が解説します
オーディオライター 野村ケンジさん
ハイエンドシステムから、ヘッドホン・イヤホンまで幅広い知識を持つ。テレビやラジオなどでも活躍中。
【その1】1680万色のイルミネーションでゲームを盛り上げる!
SteelSeries
Arena 7
実売価格4万1770円
4インチドライバーとツイーターの2ウェイスピーカーとダウンファイアリングサブウーファーによる2.1chシステム。全音域で調整が可能な独自ソフト「SONAR」により、音楽も映画もゲームも本機のみで最高のサウンドを体験できる。
SPEC●スピーカー構成:2.1ch●実用最大出力:非公表●周波数帯域:35Hz〜20kHz●サイズ:W104.9×H126.2×D196.1mm(※スピーカー部)
野村‘s Check
PEQを駆使して好みの音にアレンジできる
「2.1chで定位感の良い迫力サウンドを楽しめるうえに、10バンドPEQで好みの音に調整できるのもうれしい。イルミネーションでデスクを積極的に演出したい人にピッタリ!」
【その2】制作現場で活躍する本格派モニタースピーカー
Edifier
ED-MR4
実売価格1万7980円
楽曲・映像制作など、原音を忠実に再現したいシーンで活躍するモニタースピーカー。細かい音までバランス良く再生でき、音楽の各パートのフレーズやノイズ、ズレなどを細かくチェックし、意図した音を制作可能だ。
SPEC●スピーカー構成:2.0ch●実用最大出力:42W●周波数帯域:60Hz〜20kHz●サイズ:W140×H228×D170mm
野村‘s Check
メリハリのある表現ができリスニング用にも最適
「フォーカスの良さや定位感の確かさなど音質は本格派。一方でメリハリのある表現も得意で、リスニング用にもピッタリ。この価格でこの音が楽しめるのは、まさにお値段以上!」
【その3】リスニングからエンタメまで幅広く活躍するDTスピーカー
FOSTEX
PM0.3BD
実売価格3万8500円
Bluetooth や USB-DAC を内蔵したコンパクトなアクティブスピーカー。サブスク音楽や動画配信を高音質なサウンドで楽しめる。USB端子は96kHz/24bitデータまで入力可能で、デスクトップでハイレゾ音源を堪能できる。
SPEC●スピーカー構成:2.0ch●実用最大出力:30W●周波数帯域:100Hz〜40kHz●サイズ:W110×H212×D133mm
野村‘s Check
MUSIC/VOICEモードがユニークかつ便利
「2つのチューニングモードを搭載し、音楽再生だけでなくネット配信のナレーションなど声中心のモニターにも活用できます。デジタルとアナログ入力に対応するのも美点」