花粉症の季節です。
花粉症のせいで、春が憂鬱で仕方ないという人は多いと思います。私も花粉症がひどく、鼻水が止まりません。薬を飲んだら副作用で眠くなります。この時期は仕事の作業効率が落ちるので、このフムフムの原稿も締め切りギリギリに書いている状態です(という言い訳をしておきたい)。編集部のみなさん、本当にごめんなさい。
鼻水が出て仕事がはかどらない
花粉症は単に鼻水が出て目が痒くなるだけではありません。
決して自分の言い訳を正当化するつもりではありませんが、花粉症のせいで仕事がスムーズに進まないという人は少なくないのです。日本経済にも深刻な影響を及ぼしていることは間違いありません。
例えば、とある有名漫画家は3月に仕事をなるべくしないようにして、花粉の飛散量が少ない沖縄県で過ごすようにしているといいます。実際、北海道や沖縄県は飛散量が少ないため、それをウリにした長期滞在プランも売り出されているほどです。
ビジネスマンにも、年間のスケジュールを決めるとき、3月はなるべく大型の案件を入れないようにする人もいるそうです。
なぜ花粉症が広がったのか?
花粉症のそもそもの原因は、日本政府が戦後に進めた植林のせいといわれています。当時、広葉樹を伐採し、すぐに成長する杉を植えることで林業の活性化を図ろうとしました。しかし、安い海外の木材が輸入されるようになると、杉林が放置されるようになり、成長した杉たちは花粉を撒き散らすようになってしまったのです。そのため、花粉症を“公害”と考える人もいます。
したがって、解決策は杉を伐採しまくればいいのです。しかし、いきなりそんなことをすると山が崩れるかもしれませんから、現実的ではありません。かといって、眠くなる薬は飲みたくないですね。何とかならないのでしょうか?
甜茶が花粉症に効く!
そんな私やあなたの救世主になるものが見つかりました。甜茶です。
『花粉症_甜茶がこんなに効くなんて!』(久郷晴彦・著/ゴマブックス・刊)によると、これを飲むと、たちどころに花粉症の症状が和らぐのだそうです!
飲み方はカンタン。茶葉にお湯を注いだり、煮出して飲むだけ。ティーバックタイプになっているものなら、そのままお湯を入れれば簡単にお茶が作れます。他にも、甜茶エキスが入ったカプセルや錠剤を飲んでもいいそうです。これでもあまり効かないという人は、甜茶の茶葉を直接食べるという方法もあります。ただ、苦くてあまりおいしくないそうで、茶葉をすりつぶしてオブラートにくるんで飲むとよいでしょう。
辛い花粉症よ、サラバ!
いかがでしたでしょうか? 本書によると、花粉症に対する効果を期待するには、甜茶エキスの1日120mg程度の摂取が必要とされています。それを習慣づけていれば、花粉症は解消されていくというのです。
私もこの原稿を書き上げてから、さっそくスーパーに走って甜茶をゲットしてこようと思います。花粉症に悩んでいる皆さん、ぜひ一度は、お試しあれ!
(文:元城健)
【文献紹介】
花粉症_甜茶がこんなに効くなんて!
著者:久郷晴彦
出版社:ゴマブックス
今すぐ効いて、副作用がなく、続けるのが楽で、お金がかからない。 そんな、花粉症の秘密兵器が「甜茶」(お茶、アメ、エキス…)です! もう花粉症で悩まない! 栄養保健食品開発の権威者であり、免疫や薬害の研究者としても著名な久郷晴彦氏が、甜茶の効用を詳述。