本・書籍
自己啓発
2018/2/14 13:30

幸せを呼び込むには、まず自分の心を整えることから始めよう

最近、動画配信サービスにハマっている。こうしたサービスはいくつかあって、それぞれ特徴があるので、複数加入して新旧のドラマや映画を見まくっている。おとといも『ネクスト』という2007年のハリウッド映画を見た。

 

59199205 - macro close up of young woman meditating with eyes closed.conceptual spiritual background with light beam.

 

 

先に起きることを知る能力

ニコラス・ケイジが演じる主人公はさえないマジシャンだが、特殊能力がある。2分先に起きることがわかるのだ。彼の力を知ったFBIの特別捜査官が、大規模テロ事件を防ぐために協力を仰ぐ。そんな感じのストーリーだ。

 

2分じゃいかにもスパンが短すぎるが、先に起きることがあらかじめわかっていたら、どんなにいいだろう。

 

世の中には、もっと長い時間軸の中で起きることを感じ取ることができる能力を宿す人々がいるようだ。『心を整えて幸せを呼ぶ64の方法』(松原照子・著/学研パブリッシング・刊)の著者松原さんも、そういう不思議な力を持つ一人である。まえがきに、次のような一文がある。

 

「不思議な世界の方々」などと申しますと、みなさまは妙に思われるかもしれませんが、個の方々は、私のもとを訪れ、さまざまなことを教えてくださる方々です。私にとっては長いおつきあいの、すばらしい方々ですが、この世で肉体を持って生きておられるわけではないので、このようにお呼びしています。

『心を整えて幸せを呼ぶ64の方法』より引用

 

松原さんがコミュニケーションを取っているのは、不思議な世界の方々=精神世界の住人たちなのだ。

 

 

世見者とは

松原さんは、自らを“世見者”と呼ぶ。この独特な語感については、ちょっと説明が必要だと思う。

 

松原さんは、日々感じることを綴るブログを持っている。2011年1月のある日、松原さんはいつもしているように地図を開き、感じ取ったことを原稿用紙に書いていた。この日得た情報の内容は2月16日付の記事としてアップされたが、約1ヵ月後に東日本大震災が起きた。

 

こうして松原さんは、予言者と呼ばれるようになった。しかし前述のとおり、松原さんは “世の中の動きを見る者”という意味の世見者という言葉を選んだ。精神世界の住人の方々から送られてくるメッセージを軸に、世の中の動きをつぶさに見る人というニュアンスを込めようと思われたのだろう。

 

 

自分の心を整えることから始める

本書には「不思議な世界の方々から教わった未来を感じ取る知恵」というサブタイトルが付けられている。どうしたら、精神世界の住人たちから言葉を授かり、未来に起きることを感じ取れるようになるのだろうか。それは心の持ち方ひとつにかかっている。

 

私はとてもシンプルな人間です。感じたこと、見えたことを素直に受け止めて、みなさまにお伝えしているにすぎません。でも、その一方で、自分の心をつねに分析して、今どんな状態にあるかということをいつも明確に自覚しています。

『心を整えて幸せを呼ぶ64の方法』より引用

 

自分の心をつねに分析する。そういう姿勢が、タイトルにもなっている「心を整える」という行いにつながっていくのだろう。

 

 

感じる力の大切さ

自分の心を整えていくプロセスにおいてキーワードとなる言葉がある。それは、“感”だ。松原さんによれば、感というのは「直感」や「予感」の感であり、「感じる力」を表す。本書の最終的な目的について、次のような文章が記されている。

 

私は今年で69歳になります。「あと何年この世にいられるのかしら」と、そろそろ気になりはじめた今日このごろですが、あちらの世界へ帰る前に、ひとりでも多くの方の「感」を聞くお手伝いをさせていただきたいと願っています。

『心を整えて幸せを呼ぶ64の方法』より引用

 

 

淡々と語られる真理

スピリチュアル系の話に拒否反応を示す人は決して少なくない。「押しつけがましい」とか「断定的な物の言いかたが嫌いだ」という意見を耳にすることもある。しかし、本書の項目を見ていく限り、こうしたイメージはまったくない。松原さんならではの文章ということもあるのだろうが、耳に優しい提言といった感じ。

 

心の整え方は、日常生活のありとあらゆる側面に及ぶ。

 

第一章:自分を知り、自分を愛でる

第二章:「感」を磨き、働かせるコツ

第三章:仕事の悩みを抱えている方へ

第四章:人間関係をうんと楽にするヒント

第五章:あちらの世界とご供養のこと

 

各章の項目も興味深い。

 

・「感」を磨くも消すも心の中の会話しだい

・土地との相性を知るには、その場所に裸足で立ってみる

・自分の実力と才能を確認できる簡単な方法

・「わかってほしい」というのは無茶な望み

・ありえないものを見たら「ありがとう」という

 

漠然とわかっていること。思いもよらなかったこと。64に上る幸せを呼ぶ方法の印象は読み手によってまったく異なるはずだ。しかし、この本を手に取ったすべての人が思うだろうことがひとつある。それは、感という言葉で表されるものの大切さだ。

 

いわゆる精神世界と呼ばれる領域は、実は自分の中に存在していて、それこそが自分自身の写し絵になる。自分の内側を整えることが、外の世界の状況を整えることにつながっていくのだろう。

 

 

【著書紹介】

GKNB_BKB0000405914718_75_COVERl

 

心を整えて幸せを呼ぶ64の方法 不思議な世界の方々から教わった未来を感じとる知恵

著者:松原照子
出版社:学研プラス

311の東日本大震災を予言し、一躍注目を浴びた霊能者、松原照子が不思議な霊的世界の方々から教わったスピリチュアル開運法を公開。簡単な呪文と習慣で、だれもが幸運を手にできる秘法はもちろん、超感覚的な「感」を磨く実践術をやさしく教えてくれる。

kindlleストアで詳しく見る
楽天Koboで詳しく見る
iBokksで詳しく見る
Bookbeyondで詳しく見る

 

 

TAG
SHARE ON