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2018/3/9 14:00

迷いやすい人の特徴。「嬉しい派」→仕事ができない。「楽しい派」→仕事ができる。あなたのタイプは?

効率を求める人は、迷う

「ムダなことをしたくない」「効率よくしたい」となると、結局は先送りで何もしなくなるのです。これが「迷う」ということです。迷っている時間のほうが、もったいないのです。

(『迷わない人は、うまくいく。』から引用)

 

「効率が良い」とは、ムダが少ないことです。しかし、効率にこだわりすぎると「迷い(ムダ)」が生まれます。

 

たとえば、旅行の計画を立てるとき。2泊3日を「効率よく」「有意義」に過ごしたいので、あらかじめガイド本やインターネットを調べるとします。職場の昼休み、仕事が終わってから自宅で、土曜や日曜に……効率よく旅行するために、せっかくの自由時間をジャブジャブと消費する。本末転倒です。

 

海外旅行ならば、慎重になるのはわかります。でも国内旅行であれば、発着時間を調べるほかは「行きあたりばったり」くらいが楽しめるのではないでしょうか。30分のランチを楽しむために、30分以上かけて食べログを検索するのも同じことです。

 

 

「嬉しい派」の人は、迷う

生き方には、
(1)嬉しい派
(2)楽しい派
という2通りがあります。

(『迷わない人は、うまくいく。』から引用)

 

「嬉しい派」の人は、見返りを求めます。「利益」や「感謝」をモチベーションにしているからです。しかし、これが「迷い」の原因になります。

 

なぜなら、「見返り」は他人が決めるものだからです。どれだけお金を支払ってくれるのか? どれだけ感謝してくれるのか? 他人の反応に振りまわされて、さんざん迷ったり悩んだりして、やがて疲れ果てます。

 

「楽しい派」の人は迷いません。判断基準が、「楽しい」という自分の気持ちだからです。金銭的な見返り、他人の評価、それらに関係なく、モチベーションを保つことができます。迷うことがありません。疲れるのも忘れて、ひたすら人生を楽しみます。

 

優秀な人が「迷わない」のではなく、楽しいという気持ちをモチベーションにして迷わないからこそ優れた結果を出せるのです。才能は必要ありません。いますぐ「楽しい派」の人間になってみませんか?

 

【著書紹介】

迷わない人は、うまくいく。

著者:中谷彰宏
出版社:学研プラス

大好評の中谷彰宏「うまくいくシリーズ」第10弾。ビジネスも、恋愛も、人間関係も、うまくいっている人は、迷わない。どうしたら、迷わない人になれるのか? ブレない心で、チャンスをつかむ55の方法を紹介する。
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