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2018/4/3 13:30

筋肉にも「喜怒哀楽」がある。カラダが喜ぶレシピ集『燃やすおかず つくりおき』

人間とは? 筋肉のかたまりです。
人生とは? 筋肉がつくりだす歴史(ヒストリー)です。

 

筋肉にも「喜怒哀楽」があります。筋肉を喜ばせるために、カラダの代謝を高める(=燃やす)ことを心がけましょう。あなたの筋肉をハッピーにするレシピ集『燃やすおかず つくりおき』(高橋善郎・著/学研プラス・刊)を紹介します。

 

燃える体=代謝を高める

燃える体とは、一体どんな体かというと、代謝の高い体です。これがタフな体、絞った体、動ける体をつくるのです。

(『燃やすおかず つくりおき』から引用)

 

わたしたち人間は、死ぬときまでエンジンをオフにできません。眠っているときでさえ基礎代謝によってエネルギー(脂肪・糖質)を消費します。代謝(エンジン)を維持するためには、筋肉が欠かせません。筋肉を維持するためには、たんぱく質が必要です。

 

これから紹介するのは、「燃える体=ワイルド&タフ」を実現するためのレシピです。スポーツで結果を出したい、体力を消耗しやすい仕事なので持久力を身につけたい……など、激しい運動やスケジュールに耐えられるような健康な人にとって、お手軽・時短・低コストで続けることができるノウハウです。

 

 

たんぱく質で燃やす

たんぱく質は2種類あり、動物性たんぱく質は肉、魚、卵、乳製品、植物性たんぱく質は大豆や大豆製品です。さまざまな食材のたんぱく質を、バランスよくとることが効率のよい筋肉づくりにつながります。

(『燃やすおかず つくりおき』から引用)

 

動物性たんぱく質といえば、獣肉や鶏肉です。食事のたびにごちゃごちゃ作るのが面倒ならば、肉味噌のつくりおきがオススメです。

 

【基本の万能肉みそ】
豚ひき肉(鶏ひき肉)と玉ねぎのみじん切りをフライパンで炒めます。味付けの調味料は、しょうが、にんにくのみじん切り、みそ、しょうゆ、みりん、酒、砂糖をあわせて、水で溶きます。煮詰めるので、ちょっと物足りないくらいの濃度にしましょう。

 

「肉みそ」は、時短おかずの代表格です。白ごはんにのせて食べたり、モヤシやエリンギと炒めたり、植物性たんぱく質のかたまりである「豆腐」と一緒に炒めます。ラー油や山椒で味つけすれば麻婆豆腐にもなります。

 

【基本の肉団子】
豚ひき肉(鶏ひき肉)と玉ねぎのみじん切り、溶き卵、しょうがのすりおろしを塩コショウで味付けして、直径4〜5cmに丸めます。それを中華スープの素で煮たもの。食べごたえのあるガッツリ系メニューに応用できます。

 

筋肉疲労をやわらげるためには、たんぱく質以外の栄養素が必要です。ビタミンA、ビタミンC、ビタミンEなどは、野菜によって摂取しましょう。お手軽・時短で作ることができるビタミンACE(エース)メニューを紹介します。

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