「AI」と聞くと、スティーヴン・スピルバーグ監督が2001年に公開した映画「A.I.」を思い出してしまう私。「そのうちペッパー君が感情を持ち出して、人間が支配されるのでは!?」とハラハラしてしまうのですが、気がつけば世の中ではあれもこれも「AI」と言い始めているではないですか! 便利になるのは嬉しいけど、結局AIってなに? そもそもなんの略称!? などなど、気になる部分を「GetNavi 2018年4月号」(学研プラス・刊)よりご紹介いたします。
AIってなに?
現在は第三次AIブームとも呼ばれているそうですが、みなさんAIってなんの略称かご存知ですか?
AI=人工知能というのは、ご存知の方も多いと思いますが、英語で人工知能の意味である「Artificial Intelligence(アーティフィシャル インテリジェンス)」を略して「AI」と呼んでいます。人工知能と聞くと、無敵な脳みそを持ったロボット! という印象を持ってしまう方も多いかもしれませんが、実際はちょっと違うようですよ。
意外かもしれませんが、今のAIは「人工知能」と言いながら、人間のような「知性」があるわけではありません。人間が持つ力のうち、「違いを見分ける能力」に近いものを実現する技術が登場してきた、というのが正しい理解と言えます。
(『GetNavi2018年4月号』より引用)
つまり、将棋でAIがプロ棋士に勝った! などというのは「どこに駒を打つと最終的に勝ちやすくなるのか」という”違い”を分析した結果とのことなんだとか。
またポイントは「今のAIは」ということ。2045年ごろには「AIが進化し、人間の知性を超える」なんて提唱されているそうなのですが、本当に来るかどうかは今の時点ではなんとも言えないそう。あと27年後…健康なままだったら、きっと生きているだろうなと思うと、そう遠くない未来の話ですよね。これからのAIはどうなっていくんでしょうか。