本・書籍
2018/9/4 10:00

「赤ちゃんだから何もわかんないでしょ」は大間違い! 0歳児が泣き止んでじっと見つめる魔法の絵本――『まるまる ぽぽぽん』

 

【0歳児の反応】泣いていた子が泣き止んだ!

まずは、一番興味深い0歳児の赤ちゃんたちの反応からご報告しよう。

 

「椅子や膝の上に座らせて『まるまる ぽぽぽん』を読んでみせたところ、泣いていた子が泣き止んで、じーっと絵本の中のあかまるちゃんを見つめていました! 最後までずっと見つめていて、途中「あっ!」と声を出したり、指差しをしていたので驚きました」(保育士談)

 

ちなみに、保育士が読み終わった後も、自分の手でページをつんつんと触ったりめくったりして楽しんでいたらしい。0歳児のハートを確実に掴んだようだ。

 

 

【1歳児&2歳児の反応】みんなじーっと集中!ニコニコで言葉を繰り返す子も

続いて、1歳児&2歳児の反応はというと、

 

「みんな集中してページを見ていました。とてもカラフルなので、色に惹かれている感じでしょうか。2歳児になると、「あ! ありさんがいる!」「おにぎり!」など、ページの中に描かれている細かい部分にも気づき、声を出して教えてくれました。また、読み方にも工夫してみたのですが、「まるまる ぷかぷか~」と読むと「ぷかぷか~」と全員で繰り返して楽しんでいました」(保育士談)

 

少し年齢が上がってくると、色や形はもちろん、リズミカルな言葉にも大きく反応した様子。「いないいないばあ」や穴あきの仕掛けがあるページもあり、成長と共に刺さる部分が違っていて、長く楽しめる1冊だと感じた。

 

ちなみに、我が家の5歳児&3歳児にも読み聞かせしたところ、3歳の娘は、私の言葉に続いて「ころころ~」「まるまるぽん!」と上機嫌で繰り返し、5歳の娘も「卵、割れてるやん!」などと突っ込みながら、ニコニコと最後まで聞いていた。

 

絵本選びというと“ママの役目”なんていう家庭は多いかもしれないが、もしもパパが絵本を買って帰ってきてくれたら、子どもはもちろんママも大喜びするに違いない。

 

絵本を読み聞かせて、子どもがうれしそうに反応している姿こそ、親にとって大きな喜び。愛する我が子へのファーストブックに、『まるまる ぽぽぽん』はいかがだろうか? パパの株急上昇間違いなしだ。

 

 

【書籍紹介】

まるまる ぽぽぽん

著者:柏原晃夫
発行:学研プラス

あかちゃんに大人気の絵本『しましまぐるぐる』のシリーズ最新刊! 今度は「まる」! あかちゃんが注目する黒を中心にコントラストの強い配色でデザインした、ぽんぽん元気な「まる」がいっぱいのベイビーブック。あかちゃんが大好きな「顔」もいっぱい!

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