本・書籍
自己啓発
2018/11/12 21:45

ホリエモン&キンコン西野の共著に超感銘! 自由を手に入れるには”悪いバカ”を避けて”いいバカ”になれ!!

ホリエモンこと堀江貴文氏とキングコング西野亮廣氏の共著が、かなり売れているらしい。

 

この2人といえば、何かと発言が注目されており、ツイッターやブログが度々炎上することでも有名だろう。いわゆる「アンチ」が多いイメージかもしれないが、一方で熱烈な支持者も多い。常に新しいことにチャレンジし、世の中の常識を一新させている点で、”時代の寵児”という表現がピッタリかもしれない。

 

そんなホリエモン&キンコン西野氏がタッグを組んで出した本が、発売早々ビジネス書のランキング1位を独占しているというわけなのだが、その名も『バカとつき合うな』(堀江貴文・西野亮廣・共著/徳間書店・刊)。なかなか刺激的なタイトルだ。

 

 

プラスとマイナスの両局面を持つ「バカ」という言葉

「馬鹿に付ける薬はない」や「馬鹿と鋏は使いよう」など、昔から「バカ」をテーマにしたことわざは多い。現代でも、「バカなの?」なんて嘲笑するセリフが巷で使われたり、かと思えば「ホントにお前ってバカだなぁ♡」などと「愛すべきバカ」というある種の褒め言葉で使われることも。

 

いつの時代にも必ず存在し、プラスとマイナスの意味両方を有する「バカ」。

 

今回は、『バカとつき合うな』から、あなたが今後自由に、生きやすくなるための、”相手にすべきでないバカ”と”目指すべきバカ”について見ていこう。

 

 

我慢を美徳にしたがるバカ(byホリエモン)

「我慢することを美徳にしたがる人はバカだ」とホリエモン。

 

嫌な上司とも我慢して付き合う。気の進まない飲み会にも我慢して顔を出す。まったく意味のない会議だと思いつつも、我慢して参加する。肉は体に悪いと我慢して、嫌いな野菜ばかり食べる。我慢することが一番のストレスだというのに。

 

百歩譲って、自分自身が納得してその行動をしているのならいい。タチが悪いのは、その我慢を他人に強要してくることだ。「自分は我慢しているのに、あいつだけ自由にやりやがってズルい」などと口撃してくる輩は、ホリエモンの言葉を借りれば「自分勝手に我慢して、それで他人に迷惑かけてんじゃねーよ」である。

 

我慢するクセというのは大なり小なりほとんどの人が持っているが、我慢を少しずつでも解除していくことで、自分が本当にやりたくてやっていることが見えてくる。

 

今の時代に必要なのは、「我慢出来ないほど、これをやりたい!と欲望する力」だとホリエモンは述べる。

 

 

善意なら何でもありのバカ(byキンコン西野)

自分が善いことをしていると疑わない人は、「これは善いことだからイイんだ!」と思考停止になっているバカが多いと西野氏。

 

「善意で動く」というモードに入ってしまうと、「相手のことを想ってしているんだから、間違っているわけがない!」と思い込んでしまう。つまり、善意には物事を冷静に判断できなくさせる、思考停止が潜みがちなのだ。

 

たとえば、被災地に千羽鶴を折って送ること。「被災した人たちのことを想って折ったんだから、受け取ってほしい」という送る側の一方的な善意に反して、実際に被災者側としては、「次々と送られてくる荷物を仕分ける人員、保管場所の確保などに時間を割かれてしまう」というのが実態だ。ようは、千羽鶴は被災地の人を助ける直接的なツールにはならない。

 

空回りする善意ではなく、本当に相手のためになっているかを理性を持って判断することが必要なのだと西野氏は強く唱えている。

 

 

皆が“いいバカ”を目指せば、世界は明るいし人生楽しい!

「無自覚に人の時間を奪うバカ」や「先に設計図を描きすぎるバカ」、「機械の代わりを進んでやるバカ」に「にわかを否定するバカ」など、『バカとつき合うな』には避けるべきバカの例がこれでもか! と綴られている。時に頷き、時にハッと気付かされることばかりだ。私自身は、西野氏の「新しさばかり追求するバカ」の章には、心臓を撃ち抜かれたと言うか、もうぐうの音も出なかった。

 

では、二人が単にバカ批判ばかりしているかというと、まったくそうではない。ホリエモンもキンコン西野氏も、お互いを、そして自らを「バカだ」と言う。かつてそうだった、そして今も自分のなかにある「バカ」な要素を認めたうえで、いいバカとして今を生きる術を私たちに教えてくれているのだ。

 

邪魔なプライドは捨てること。ウンチクはいいから、行動と思考で自分を見せること。常識にとらわれず、自分の可能性を見出していくこと。結果を出すため、自分を追い込むために、「これをやる!」と先に宣言してしまうこと。ホリエモンと西野氏は、「堀江貴文」と「西野亮廣」という人間について、すべて本書でさらけ出してくれた。

 

「理屈はわかったけど、どうせ自分には無理。会社だって家族だってあるし…」と躊躇した時点で、あなたは「避けるべきバカ」の一員になってしまうだろう。

 

くだらないマナーとかルールとかしきたりに縛られて窮屈な毎日を送る「バカ」から脱し、自分がコレと思ったことを信じて、「今」だけを最大限に楽しむ「バカ」になれ。本の内容に共感しているだけじゃなくて、さあ、ここから行動するんだよ! そんなメッセージが込められた一冊である。

 

【書籍紹介】

バカとつき合うな

著者: 堀江貴文、西野亮廣
発行:徳間書店

いま日本で一番自由に活躍するふたりが共演! ホリエモンとキンコン西野による初の共著がついに登場! “あなたは自由になるべきだ。” “なぜ自由でないのか?”それは簡単! バカとつき合っているからだ! あなたを邪魔するバカを振り切るには? ちょっとの勇気と行動があればいい。あなたがなりたい自分になるための、すべての答えがここに! 気づいてほしい、いつだってあなたは正しいのだ。前に前に進むための、究極の一冊!

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