本・書籍
2016/7/3 18:00

初対面の女性に好印象を与えるには、アレがあればいい

第一印象は大事である。女性からの第一印象を良くするため、パーソナルスタイリストに服を選んでもらったり、どのような振る舞いをしたらいいかというセミナーを受講する婚活中の男性もいるという。『会って3秒で「ステキ」と思わせる デート・お見合いの服装&身だしなみ』(梅野利奈・著/ブックビヨンド・刊)は、そんな男性に向けて、好感度アップの大切なポイントをレクチャーしてくれる電子書籍だ。ちなみにデートの時は、”アレ”さえあれば、いいという。

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ジャケットは必需品

私は大学生の息子にチェックのシャツだけは着せないようにしている。チェックのシャツ、大きなリュック、そしてメガネ。この3つが揃うといかにも普通の大学生になってしまい、個性がどこにも見えない。本人は友達と同じ格好だからなじむようだけれど、柄はストライプにしてもらっているのがせめてもの抵抗である。そしてこんな格好をしている息子は、二十歳を過ぎてもどうにも垢抜けない。

 

しかしこんな息子でも一瞬でオシャレになる魔法のアイテムがあるという。それは、ジャケットだ。言われてみればそうだと思う。そういえば1991年前後に、紺ブレブームが起きた。あの頃は流行語大賞に「紺ブレ」がノミネートされたほどに、猫も杓子もそして私も紺のブレザー姿だった。あの1枚があれば、少しかしこまって見えたので、アルバイトにもパーティーにも、そして大学の授業に出る時にもデートにも使えた。つまりどんな場所にも行けて、とても便利だったものだ。

 

眉カットしてもらう

この本によると、ジャケットを着るだけで、女性からの印象を一気にアップさせることができるという。なぜならば、まだそれほど親しくない男女はレストランやカフェなどで向き合って座ることが多いから、女性の目線は上半身にしか来ない。つまり、上半身さえきまっていれば、なんとかなるのだとか。ちなみにジャケットであれば、別に紺ブレじゃなくてもいいようだ。

 

そして、眉は美容院などで切ってもらうよう、本書では勧めている。ムダ毛を整えてもらうと、顔が引き締まって見えるからだそうだ。私も実はコスメサロンに毎月眉カットに行っているのだけれど、そこのスタッフさんも、最近眉カットを希望する男性が増えたと言っていた。男性のほうが毛の量が多いので、時間もかかるのだとか。そして毛も太く硬いので、コスメサロンの彼女のハサミはメンズのカットをするようになってから壊れやすくなったのだそうだ。

 

濃い茶色の革靴

本の中で「どんな服装にも合う」とおすすめされていたのは、濃い茶色の革靴だった。女性との初対面では、スニーカーはできるだけ避けたほうがいいという(アウトドアデートだったらスニーカーのほうがむしろ好ましいのだろうけれど)。スニーカーより革靴のほうがきちんとして見えて、好感度が高くなるそうだ。その中でも絶賛されていたのは、プレーントゥタイプ。つまさき側には何の加工もされてなく、足の甲の真ん中の辺りに靴紐が結べる穴が左右3つくらいずつ開いているというタイプだ。これとジャケットがあれば、おしゃれに見えやすいらしい。

 

パーソナルスタイリストに、私もお願いしたことがある。好きな色や好みのデザインなどを伝えてから、一緒に街にお買い物に繰り出した。洋服代もかかるので、選ぶ品によっては結構な出費になるけれど、さすがスタイリストが見立てただけあって、服のフィット感や丈の長さが絶妙で、とても気に入った。服を自分で選ぶのが難しい、どんな服がいいかわからないという人は、スタイリストさんに同行してもらうと手っ取り早いかもしれない。一緒に話しながら服選びをするので、多くのヒントも得られる。私も脚が綺麗に見えるスカートの長さなどを教えてもらえた。今より洗練された格好をしてみたいという人は、検討してみるのもいいかもしれない。(文・内藤みか)

 

【参考文献】

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会って3秒で「ステキ」と思わせる デート・お見合いの服装&身だしなみ

著者:梅野利奈
出版社:ブックビヨンド

婚活や恋活にすぐ役立つサプリのような電子書籍。本書は男性のために書き下ろした本です。デートやお見合いに臨む男性にとって、身だしなみはいつも悩むところだと思います。第一印象が大事だとはわかっていても、具体的にどうすればいいのかを、教えてくれるところはあまりありません。本書は、人気セミナー講師が、実践的な魅力アップのテクニックを収録しています。男性が思うよりもずっと、女性は、男性の「見た目」でさまざまな情報を得ています。会話をする以前で勝負が決まっているのです。本書で取り上げた項目は基本的なことではありますが、これだけでも実践すれば、あなたの印象は必ずアップします。

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