本・書籍
2022/7/28 11:45

2022年上半期のヒットを総ざらい! 売れたモノSELECTION「同志少女よ、敵を撃て」

2022年上半期に売れたモノ・話題になったコトを「エンタメ」カテゴリから総ざらいする本企画。今回は書籍より、「同志少女よ、敵を撃て」を紹介します。

※こちらは「GetNavi」 2022年8月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

同志少女よ、敵を撃て

第二次世界大戦中の独ソ戦の女性狙撃兵たちの姿を描く

【小説/2021年11月17日発売】

早川書房

同志少女よ、敵を撃て

2090円

ドイツ軍の襲撃を受けたソ連の少女・セラフィマは、赤軍の女性兵士イリーナに救われる。イリーナが教官を務める訓練学校で狙撃兵となったセラフィマは、ある思いを胸に秘め、戦場に向かっていく。

↑著者の逢坂冬馬は会社勤めの傍ら小説を書いていた。同作で第166回直木賞の候補作となったことでも注目を集めている

 

<ヒットの裏付け>今年の本屋大賞を受賞し発行部数は47万部超え

第11回アガサ・クリスティー賞大賞を受賞。今年4月には第19回本屋大賞に輝きました。重厚なテーマながら、魅力的なキャラクターと読みやすい文体で幅広い世代に支持が広がり、総合ランキング1位を獲得。

(c)Hiroshi Hayakawa