ウォシュレットは「さあ!洗おう」を意味する「Let wash(レット ウォッシュ)」を逆さにした言葉が語源だというのは本当です! こちらはTOTOさんの登録商標なのですが、TOTOの開発者さんが「みんながお尻を洗うようになってほしい」という願いから名づけられたそうなのです。ちなみに、1413名(20~60代)を対象にしたアンケートによると、この語源を知っていると答えたのはわずか10.5%だったそうです。(参考:「機械遺産」にも選ばれたTOTOのウォシュレット!名前の由来を知ってる?)
今回は、そんな知っているようで知らないトイレの雑学を『ウンと楽しいトイレの過ごし方』(ヒュー・ジャスバーン・著/文響社・刊)より抜粋してご紹介させて頂きます。(お食事中に閲覧をされる方は不快な気持ちになるかもしれませんので、ご注意ください)
クラシックを聞いて便秘解消?
最近では、女性だけでなく、男性の便秘も増えているようですね。あるお笑い芸人のネタで、「小学生の頃、学校でウンコをしたやつを『ウンコマン』って言っていたけど、お腹の中にウンコがあるほうがウンコマンじゃね?」と言っていて妙に納得してしまった私です。
うん、便秘は良くないですね。
一度便秘になると、なかなか治らず毎週末便秘薬を飲んでいる…なんて方も多いのではないのでしょうか? できたら自然に排便したい。そんな方に朗報です!
モーツァルトの『イヌエット』やチャイコフスキーの『白鳥の湖』、ショパンの『マズルカ』には、聞くと便秘を解消する効果がある。
(『ウンと楽しいトイレの過ごし方』より引用)
…え、本当?
これは音楽療法のひとつで、ストレスからくる便秘には効果的とのこと。気になる方はぜひ試してみましょう。
小便小僧にはモデルがいた!
皆さんもご存じ『小便小僧』の銅像は、どうしてできたかご存じですか? 実は、この小便小僧にはモデルがいたのです!!
小便小僧のモデルはベルギー人のジュリアン。彼は反政府軍の仕掛けた爆弾をおしっこで消火した。その勇気を称え、14世紀に銅像を建てたのがはじまりだという。
(『ウンと楽しいトイレの過ごし方』より引用)
…ジュリアンくん、勇敢!
調べてみるとベルギーには『小便少女』もいるとのこと! しゃがんでおしっこをしている彼女の銅像の周りには柵がされており、ただならぬ雰囲気が漂っています。ベルギーにご旅行される際には、是非見て頂きたい作品です。
人間は5歳くらいまでウンコをクサいと感じていない?
そんなバカな~と思うかもしれませんが、「ウンコのにおいはクサいよー」ということを親や周りの人から教えられることで初めて子どもは「クサい」と感じられるそうなのです。こんなことをする人はいないとは思いますが、5歳までに「いいにおいだね~♪」なんて教えていたら、価値観の異なる子になってしまいそうですね。
『ウンと楽しいトイレの過ごし方』には他にも、日本人がトイレに入ってから出てくるまでの平均時間は●分、人間・クジラ・スカンク・シロアリ・ヒツジの中で一番多くオナラをするのは●●●など、40個以上の雑学やパズルが掲載されています。トイレに入りながら、トイレの雑学を学んで、あなたのトイレタイムをより楽しいものにしちゃいましょう♪
(文:つるたちかこ)
【参考文献】
ウンと楽しいトイレの過ごし方
著者:ヒュー・ジャスバーン
出版社:文響社
英国研究チームによれば、6分間の読書でストレスの6割が軽減するそうです。奇しくも、日本のトイレ平均時間はおよそ6分間。そして、年収1千万円以上の人々の約4割には、トイレ読書の習慣があるとのことです。本書は、トイレにまつわるウンチく、パズル、クイズが46個詰まった一冊で1pがトイレ時間内に読みきれるようになっています。スキマ時間に頭もお腹もすっきりリフレッシュさせませんか。
楽天Koboで詳しく見る
iBooksで詳しく見る
BookLive!で詳しく見る
紀伊國屋書店ウェブストアで詳しく見る