エクセルで店員の勤務表などのシフト表を作成する際、ガントチャートがあれば、手薄な時間帯を一発で発見できて便利です。このガントチャートは、積み上げ横棒グラフを使えば簡単に作成できます。あるいは、条件付き書式を使って、就業時間帯のセルを塗りつぶしてガントチャートを作成することもできます。今回は、ガントチャートを作成するワザを2つ解説します。
「積み上げ横棒グラフ」でガントチャートを作る
積み上げ横棒グラフでガントチャートを作るには、就業時間を計算した表を作ります。縦に並ぶ氏名が表と逆になるので、軸を反転させます。就業時間帯を横軸に設定し、始業時のデータ系列を透明(「塗りつぶしなし」と「線なし」)に指定します。
積み上げ横棒グラフが作成されます。グラフタイトルは、セルA1の日付(曜日付き)のデータを参照します。
グラフタイトルに日付と曜日が表示されます。次に縦に並んだ氏名を表の並びに揃えます。
「軸の書式設定」画面が表示されます。
氏名の並びが表と同じになります。次は、就業時間を指定します(ここでは8~20時)。
「軸の書式設定」画面の「軸のオプション」が表示されます。
横軸に時刻が表示されます。
凡例が削除されます。最後に、選択した始業時の青帯を透明に変えます。
始業時の青帯が透明になり、ガントチャートが作成されます。