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2018/11/30 20:00

キャッシュレス時代の歩き方ー最新「スマホ決済」事情とよくあるQ&Aまとめ

クレジットカード、電子マネーの普及に加えてQRコード決済が注目を集め、日本でもいよいよキャッシュレス化が加速しそう。今回は話題のQRコード決済を中心に、スマホ決済の快適性について解説していきましょう。

 

【解説してくれる人】

岩田昭男さん

クレジットカード評論家として、30年近く取材・研究に携わる。近著に「キャッシュレスで得する! お金の新常識」(青春出版社)など。

 

 

日本人に根強い「現金志向」をスマホ決済がついに突き崩す

「キャッシュレス決済」とはクレジットカードや電子マネーなどを使い、現金なしにモノやサービスを買うこと。日本でもこの10年でキャッシュレス決済比率は徐々に上がってきたが、欧米や中国・韓国などと比べると圧倒的に低い(下のグラフを参照)。

 

これまで日本でキャッシュレス化が進まなかった理由を、クレジットカード評論家の岩田昭男さんは次のように解説する。

 

「元々日本人には借金を嫌う国民性があり、『クレジットカード=借金』との認識が根強い。金融資産の半分以上を現金・預金で持つ日本人の『現金志向』の強さも、キャッシュレス化を阻む要因でした」

 

だが、そんな日本人の決済動向にも変化の兆しが。その先駆けはApple PayやGoogle Payなどのスマホ決済の台頭だ。さらに最近では、QRコード決済がキャッシュレス化を一気に進めるのではと注目されている。

 

「スマホ決済の利点は現金もカードも持たずスマホ1台で買い物できること。QRコード決済はさらに、店舗側にも専用端末なしで使える、加盟店手数料が安いという利点がある。これまで導入コストや手数料の高さから導入を見送っていた中小の小売店でも確実に普及するでしょう」(岩田さん)

 

今年7月には乱立するQRコードの規格統一を目指した「キャッシュレス推進協議会」が発足。また「来年10月の消費税増税後、中小小売店でキャッシュレス決済した消費者に2%ポイント還元する経済政策を政府が検討」との報道も流れた。現金決済より快適かつおトクに買い物できるキャッシュレス決済が、支払い方法の主流になる時代が近づいてきたようだ。

 

 

【スマホ決済3つのメリット/その1】ポイントが貯まる!

例えばApple Payでの支払いをiDかQUICPayで行う場合、それぞれに紐付けられたカードのポイントが貯まる。QRコード決済でも利用時にポイントが貯まったり割引クーポンなどを受けられたりするサービスが多数。

 

【スマホ決済3つのメリット/その2】スピーディに支払える!

レジのリーダーに客がスマホなどの端末をかざしたり、QRコードを読み込んだりするだけで支払いが終了する。現金決済のように小銭を出すのに手間取ったり、店員がおつりを用意したりする手間がかからない。

 

【スマホ決済3つのメリット/その3】明細の確認が簡単!

決済後に支払い明細がスマホに送られてくるほか、支払いの履歴もスマホアプリに簡単に表示でき、自分の買い物動向を確認できる。一方、店舗側にも、売り上げデータが簡単かつ正確に把握できるメリットがある。

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