ビジネス
2018/12/11 18:30

安定か起業か? 「独立」して成功するための3つの条件

起業で成功する人の条件3

起業したあとは、売上がない限り、どんどんお金がなくなります。多くの起業家には厳しい現実が待ち構えていますが、問題はコストをできるだけ削減しながら、いかに利益を生み出すか。起業で成功するためには3つの条件があるようです。

 

――起業で成功するのにはどういった条件が必要でしょうか?

 

木下 ありきたりではありますが、営業力人脈ですね。この2つに長けていると思うかたはどんどん挑戦してみたらよいと思います。それらに加えて、柔軟な発想力がある人は勝算が大いに増えると思います。

 

営業と起業って、実は相反するところがあるように思うんです。私たち税理士の場合に多いのは、そもそも営業をやりたくないから士業を選んだというところがあります。かつては「資格があれば飯が食える」という時代があり、そこでこの業界に入ってきたわけです。

 

ところが、いまはどんな業種でも、営業なしで仕事は取れません。確かに現在は一般の方であってもパソコン1台あれば会社を起こせるし、自宅で空いた時間だけで起業をすることができるかもしれません。でも、ここでもやっぱり大切なのは営業ですよね。「いまから自分で新事業を始めました」と言っても、仕事を発注してくれる人は誰もいません。

 

このような時代だからこそ、営業力と人脈はとても大切なんです。逆にそういう要素がないと難しいと言えるかもしれません。だから、こういった力があって、なおかつ柔軟な発想力を持った人は、起業を「やったらいいのに」って思いますね。

 

――現実的な問題としていまは会社を起こすのにいくらくらい必要でしょうか?

 

木下 「1円でもできる」と言われることもありますが、これは登記簿上の資本額ですから実際は不可能ですね。設立費用とかだけでも、30~50万円はかかりますし、ホームページを作るにしても数十万円はかかります。だから、ランニングも考えると、だいたい300万円は必要でしょう。極端な話ですが、100万円の資本額で会社を作っても、登記簿謄本には額が載ります。しかし、きちんとした取引をする際、これでは「この会社の資本金は100万円だって!? 本当にお金はあるの? 大丈夫?」と信用力が落ちます。ですから、ある程度、常識的な金額として最低300万円の資本金に加えて、ランニング資金を持って起業するほうが無難だと思います。

 

また、創業時に申請できる助成金や補助金は「創業・事業承継補助金」「小規模事業者特続化補助金」「キャリアアップ助成金」「地域中小企業応援ファンド」といったものがあります。こういったものをうまく利用してみるのもよいでしょうね。

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