ビジネス
エクセル時短術
2019/10/19 21:47

エクセル計算のすすめ――電卓代わりに使えばミスも手間も減らせておトク! 

このコーナーでは、エクセルのいまさら聞けない基本的な機能や、達人が使っている超速ワザなど、オフィスワークに役立つ情報を紹介します。

 

エクセルで計算、といえば関数を使った複雑なものをイメージしがちですが、もちろん足し算や掛け算などの四則演算も簡単に行うことができます。電卓やスマホアプリでもできますが、エクセル画面を開いて作業をしているのなら、わざわざほかの画面を開く必要はありません。さらに、エクセルで計算する場合、計算に使用する数値を計算途中や計算後も画面で確認できるので、入力ミスを避けることができるというメリットもあります。

 

電卓のように計算をする

エクセルでの四則演算には、「+」(足し算)、「-」(引き算)、「*」(掛け算)、「/」(割り算)、といった算術演算子を使用します。そのほか使用頻度が高いものには、「^」(べき乗)があります。

(例)

=850+10 → 860
=850-10 → 840
=850*10 → 8500
=850/10 → 85
=10^2 → 100

 

実際に計算してみましょう。まずは、先頭に「=」を入れてから数値と算術演算子を入力します。

078-01
↑ 「=」に続けて数式を入力し、Enterキーを押します

 

計算結果が表示されます。途中式を確認することもできます。

078-02
↑ 計算結果が表示されたセルを選択すると、数式バーに数式が表示されます

 

修正が必要なら数式バーをクリックして修正します。

 

覚えるのは以下の3点です。

①電卓と異なり、「=」を入れてから計算する

②数値と記号はすべて半角で入力する

③「*(掛け算)」や「/(割り算)」のような算術演算子を使う

 

電卓やスマホを別に用意する必要がないのでおすすめです。