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iPhoneテクニック
2016/12/17 18:00

押す強さで操作が変わる!? いまさら聞けないiPhone「3D Touch」の基本と活用術

iOS 10でパワーアップした「3D Touch」機能、使いこなせていますか? 今回は「3D Touch」の基礎知識から、知っていると便利な活用術まで詳しくご紹介いたします。

 

3D Touchの基礎知識

まず「3D Touch」とはiPhone6sから搭載された機能で、ディスプレイのセンサーがタッチする圧力を感知し、押す強さによって通常のジェスチャーとは異なる操作ができるという機能です。iOS 10では、この「3D Touch」で使える動作がさらに増加しており、デフォルトアプリを中心にコマンドが増えています。

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↑ディスプレイを軽く押し込むことで「ピーク」という動作になり、「ピーク」時からさらに強く押し込むことで「3D Touch」のメインアクションが使用できる「ポップ」という操作を行うことができます

 

「3D Touch」の基本的な活用法

「3D Touch」の活用法の中で、多く使われているのがタスクの切り替え”です。

 

まずはいくつかのアプリを開いた状態で画面の左端を軽めに押し込んでみましょう。

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↑すると、これまでに開いていたアプリなどが並んで表示されるようになるので、そこから強く押し込む「ポップ」の動作を行えば、一瞬でアプリの切り替えを行うことができます

 

ほかにも、ディスプレイを上から下にスライドさせることで表示される「通知センター」では、表示された通知を強く押し込むことで返信や電話のかけ直しができます。

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↑「通知センター」上の「×」ボタンを強く押せば、すべての通知を一気に消去することも可能です

 

「3D Touch」でコントロールセンターをもっと便利に

iOS 10からはコントロールセンターで「3D Touch」を使うことにより、さらに細かな機能まで操作できるようになっています。

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↑コントロールセンターはホーム画面を下から上にスライドさせて開きます

 

画面下にある4つのアイコンで3D Touchが利用可能になりました。それぞれで行える操作は下記のとおりです。

■ライト機能・・・「明るい」「普通」「暗い」という3段階のライトを点灯させることができる

■タイマー機能・・・「1時間」「20分」「5分」「1分」と4段階のタイマーをセットすることができる

■電卓機能・・・「最新の結果をコピー」という計算結果を引用できる操作が可能

■カメラでは「写真を撮る」「スローモーション撮影」「ビデオ撮影」「セルフィーを撮る」といった動作を素早く起動することができる

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↑それぞれのアイコンを押し込むことで、このようなメニューを表示できます

 

「3D Touch」の詳細設定方法

もしこのような「3D Touch」の操作がうまくいかない場合は、「3D Touch」の設定を細かく調整してみましょう。

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↑まずは「設定」から「一般」進み、「アクセシビリティ」の「3D Touch」を選択してください

 

「3D Touch」のメニューではオン、オフの切り替えや「3D Touchの感度調整」、「3D Touchの感度テスト」などを行うことができます。

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↑「3D Touch」を上手く操作することができない方は、「3D Touchの感度」というバーをスライドさせて感度を調節し、うまく「3D Touch」使える強さを探してみてください

 

以上がiOS 10でパワーアップした「3D Touch」機能の使用方法と活用法の一部です。現在はほとんどのアプリで「3D Touch」のアクションを使用することができるので、操作方法に慣れたら色々な場面で使用してみましょう。