日本各地には、現地を訪れないとわからない魅力というものがあります。その土地ならではのお酒を飲むことも、そんな魅力のひとつ。本連載「ほろ酔い道草学概論」は、お酒好きOLコンビがお酒に酔って道草を食いながら、土地に根付く不思議な魅力に触れていくショートストーリーです。
【これまでのあらすじ】
インドアな日々を過ごすOL・秋川千穂は、多趣味で快活な先輩・正宗に酒蔵見学に誘われる。酒蔵で日本酒の味と文化に触れ、好奇心をくすぐるその土地ならではの風土を正宗と楽しむ千穂。オフィス街の知らない顔、地方で行われる呑み歩き、住宅街に根付く歴史、そしてお酒と土地に触れることで人を知ること--千穂と正宗の、酔いと道草を楽しむ日々は続いていく。
【第一話を読む】※画像をタップすると読めます。一部SNSからは表示できません。
約1年半の休止期間、みなさま長らくお待たせしました。街歩きと酒呑みの楽しさを徒然つづる本連載、今回から2nd Seasonスタートです!
【今回の一献】
石川酒造の清酒にも使われる自社地下天然水による地ビール。明治期にも取り組んだビール造りを1998年に再開。柑橘系の香りが特徴的なペールエールを主軸に、様々なスタイルのビール醸造を行っています。今回3人が食事をした石川酒造内にあるレストランでも地ビールが堪能できます。
【酒蔵情報】
●石川酒造
●住所:東京都福生市熊川1番地
●電話番号:042-553-0100
【作品情報】
●ほろ酔い道草学概論 インドアな私が酒と街歩きにハマるまで
漫画:zinbei
刊行:ワン・パブリッシング
うまい酒とエモい散歩は学問だ――。日本全国の足を運ばないとわからない魅力を持った「土地」、その土地でこそ楽しめる「お酒」の楽しみを描いた、今までありそうでなかった「酒×街歩き」コミックがついに単行本に。作中で登場する日本酒やワイン、クラフトビール、健康センターのサワーなど、全て実在のもの。お酒と共に、土地々々の隠れた顔に迫る「エモい街巡り」が描かれます。コロナ禍以降、お出かけの解放感とお酒の楽しみから遠ざかった人、また少しずつでも足を伸ばしてみようと思っている人に寄り添う酒マンガの新境地!