グルメ
立ち食いそば
2017/4/5 20:32

昭和が香る素朴なそばにほっとひと息…天ぷらをつまみに朝から飲めるそば好き・酒好きの天国「信濃路 蒲田店」

蒲田駅東口の飲食店街の入り口付近に、朝から飲めるそば&定食店がある。昭和47年創業の「信濃路 蒲田店」だ。

 

蒲田の酒好きたちの聖地はそばの味にもこだわりあり

↑肉そば(400円)。甘く煮込んだ豚肉をたっぷ りトッピング。豚肉とねぎ の甘みがつゆに溶け出し、 コクが増した。4〜5年前に 生まれた大人気メニュー
↑肉そば(400円)。甘く煮込んだ豚肉をたっぷりトッピング。豚肉とねぎの甘みがつゆに溶け出し、コクが増した。4〜5年前に生まれた大人気メニュー

 

まずはその雑然とした外観に立ち食い好きの食指が動く。細長い店内の奥は飲みのスペースで、昼間から活気がすごい。壁一面に貼られたメニューの数は80種類以上。蒲田のそば好き、酒好きにはまさに天国だ。

 

そばは10年ほど前から生麺に。昼のピーク時だけゆで置きになるが、20分以上は置かない。やや細身のそばは適度にコシがあり、のどごしのよさが長く続く。つゆは甘さ控えめ。しょうゆのうまみがしっかり主張し、かつお節、さば節を使っただしがしっかり脇を固める。この味は創業当時から変わらないそうだ。

↑店 の入り口付近がそばスペース。カウ ンター上のショーケースにうまそうな 天ぷらが並ぶ
↑店の入り口付近がそばスペース。カウンター上のショーケースにうまそうな天ぷらが並ぶ

 

天ぷらは揚げ置きで、1日3回は揚げる。常連さんは春菊天やごぼう天などにつゆをかけてもらい、酒の肴にしている。

 

1日の客数は250〜300人。開業当初はそばと定食の店だったが、ビールを置き始めてからおかずがつまみになった。美酒に酔う人と淡々とそばをすする人が同席するこの店には〝昭和の大人の香り〟がする。

↑かきあけ天そば(300円)。かき揚げの中身は玉ねぎと春菊と 干しえび。玉ねぎの甘みと小えびの 香ばしい風味、つゆの甘みが一体に なって、食欲を刺激してくる
↑かきあけ天そば(300円)。かき揚げの中身は玉ねぎと春菊と干しえび。玉ねぎの甘みと小えびの香ばしい風味、つゆの甘みが一体になって、食欲を刺激してくる

 

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信濃路 蒲田店

住所:東京都大田区蒲田5-16-8

営業時間:6:20〜22:30

定休日:無休(年始除く)

(※こちらの記事は発売中のムック「立ち食いそば名店100 首都圏編 最新版」から抜粋したものです)

 

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