グルメ
立ち食いそば
2017/4/7 18:11

立ち食いそばで「旅情たっぷり」とは一体? 濃厚あごだしと美しい天ぷらが心と身体を癒す秩父の名店「はなゆう」

秩父鉄道の御花畑駅の改札外にある「はなゆう」は、旅行客の疲れを癒すうまいそばを出す店として、立ち食い好きの間では有名だ。

 

あごだしつゆのそばが旅の疲れと空腹を癒す

20170323-n47(3)
↑駅の改札を出て5mほど歩くと「トビ魚のダシ」「秩父名物みそポテト」など魅惑的な看板が目に入る

 

山小屋風の内装が旅情を誘う同店だが、そのそば、特につゆは並じゃない。長崎など九州地方でよく使われるあごだしにかつお節などをプラス。ひと口飲めば、あごだし独特の甘みと濃厚なうまみが広がる。そばは細身のゆで麺を使用、うまみたっぷりのつゆとよく絡む。

↑天ぷらそば(400円)。かき揚げは玉ねぎなどのほ か水菜も使い、彩り鮮やか。 サクサク感を味わうほか、 あごだしに浸してそばとと もにかき込んでも最高!
↑天ぷらそば(400円)。かき揚げは玉ねぎなどのほか水菜も使い、彩り鮮やか。サクサク感を味わうほか、あごだしに浸してそばとともにかき込んでも最高!

 

店の一番人気は天ぷらそば。天ぷら粉に独自のブレンドを施し、サクサクの食感にしている。少しずつ揚げ足して、揚げてから時間を置かないようにしているのもうれしい。なお、平日はちくわ天も食べられる。

↑木のカウ ンターがなんとも言えず旅情を誘っ ている。厨房側にはイスも用意
↑木のカウンターがなんとも言えず旅情を誘っている。厨房側にはイスも用意

 

また、同店のうどんも独特。ゴワゴワと硬めの食感は秩父地方のうどんの特徴で、昔は各家庭で母親が手打ちしていたそうだ。無骨なうどんをかみしめると小麦の甘みが心地いい。これまたぜひ食べてほしい味だ。

 

さらに甘じょっぱさが絶妙なみそポテトも店の名物。いまや秩父の定番B級グルメで、イメージキャラクターができるほどの人気だ。行楽シーズンを迎えたいま、秩父ならではの旅情と味を求めて、足を伸ばしてみてはいかがだろうか。

↑きのこうどん(500円)。地元で採れたキノコがたっぷり入 った一杯。しめじやまいたけ、しい たけに、たまにエリンギが入る。味 も毎日店でつけている
↑きのこうどん(500円)。地元で採れたキノコがたっぷり入った一杯。しめじやまいたけ、しいたけに、たまにエリンギが入る。味も毎日店でつけている

 

↑こちらがみそポテト(300円)。背後には秩父市のイメージキャラクター
↑みそポテト(300円)。背後のポップに描かれているのが秩父市のイメージキャラクター「ポテくまくん」

 

【DATA】

はなゆう

住所:埼玉県秩父市東町21-15

営業時間:7:30〜16:00(木〜火)

定休日:水

(※こちらの記事は発売中のムック「立ち食いそば名店100 首都圏編 最新版」から抜粋したものです)

 

そのほかのお店を知りたい方はコチラをチェック!

■ムック「立ち食いそば名店100 首都圏編 最新版」

20170310-s3-(0)
定価:本体740円+税
発売日:2017年3月11日(土)
判型:A4/80ページ
電子版:あり(同時配信) 発行所:(株)学研プラス

【ネット書店でのご購入はコチラ】
・Amazon https://www.amazon.co.jp/dp/4056111936
・楽天ブックス http://books.rakuten.co.jp/rb/14674725/
・セブンネット http://7net.omni7.jp/detail/1106745175
・学研出版サイト http://hon.gakken.jp/book/1861119300