いまだ肉ブームが好調を維持しています! ただ、細分化していくとなかでも「肉バル」や「熟成肉」などトレンドには移り変わりがあるようで、いま特に注目されているのが「スター牧場」です。これは「松阪」や「米沢」といった地名ではなく、「尾崎」や「田村」といった牧場主の名前を冠した牛肉のこと。今回はその尾崎牛が味わえる銀座の焼肉店を紹介します。
日本では毎月20頭しか味わえない希少ブランド「尾崎牛」
尾崎牛の牧場主は、尾崎宗春さん。宮崎産なので普通なら宮崎牛となりますが、独自の飼育と肥育による品質の違いをわかりやすくするために、敢えて自身の名を冠しているそうです。ただ、少数生産なので出荷数は毎月40頭のみとわずかなもの。
しかも、いまやパリの星付きレストランで使用されるほど世界中で高評価。噂が噂を呼び、実は海外に半分が出荷されています。つまり、日本国内では20頭ほどしか味わえません。その超希少なブランド牛を味わえるのが「尾崎牛焼肉 銀座 ひむか」なのです。
お店は銀座の一等地の高層階。店内には目の前で絶景を楽しめる窓際の席をはじめ、ボックス席に個室など様々なシートが用意されています。焼肉デートを楽しむなら絶好のロケーションといえますね!
くどくなく繊細な味は崇高といえる稀有なおいしさ!
いよいよメニューをご紹介。尾崎牛の育成は「飼料の与える時間を一定にする」「牛をよく寝かせる」「畜舎内の清掃は午前中に済ませる」などの特徴があり、極力牛にストレスがかからないようになっています。健康的なので、脂がくどくなく繊細。そのおいしさをダイレクトに味わうなら、生肉が一番です。
「生って食べられなくなったのでは?」と思う方、ご安心を。実は仕入れと衛生を徹底し、保健所の厳しい審査をクリアしたお店なら提供可能なのです。同店では、都内有数の生食専用加工室を完備しており、管理体制は完璧。まさに幻の逸品といえる生肉を3種食べ比べできるのです!
そして、主役はやはり焼肉。オーダーしたのは、その日のオススメを一度に味わえる盛り合わせです。部位ごとに丁寧にカットされた肉の数々は、断面の美しさも芸術的。テーブルに運ばれると、鮮やかな肉の表情に見とれてしまうほどです。
こうなると、箸を扱う一挙手一投足も自然と慎重に。尾崎牛は、濃厚な脂のおいしさを礼賛するサシ(霜降り)第一主義にとらわれない肉づくりが特徴のひとつですが、それでもサシの入り方はエレガント! ここでは、その一部を紹介していきます。
クラフトビーフとクラフトビールで最高のペアリングを!
なお、肉以外のメニューも魅力的なものばかりです。たとえば、冷麺はホロりとくずれるタン先がのった贅沢な内容。また、ドリンクでは東京が誇るクラフトビール「馨和 KAGUA」の生を扱っており、少量生産のこだわりが詰まった“クラフトビーフ”とのペアリングが楽しめます。
味に立地に雰囲気と「さすが銀座!」と思えるクオリティですが、だからこそ特別感も圧倒的。何よりも、いまの肉ブームの最先端トレンドといえるスター牧場のおいしさを、ぜひ味わってみてください!
【SHOP DATA】
尾崎牛焼肉 銀座 ひむか
住所:東京都中央区銀座5-2-1 東急プラザ銀座11F
営業時間:11:00~23:00(L.O.22:30)
定休日:不定休(東急プラザ銀座に準ずる)
アクセス:東京メトロ銀座線ほか「銀座駅」C2・C3出口徒歩1分