本日7月11日よりハワイのロコモコをテーマにした商品が、ガスト、日本マクドナルド、ローソンの3社から同時発売されます。このように業界内の垣根を超えた3社が同時にコラボすることはあまりなく、発表会には各社のトップが登壇したこともあって大きな話題に。本稿では、そんな3社が手がけたロコモコメニューの実食レポートをお届けしたいと思います。
【ガスト】往年の名作をリバイバルさせた逸品たち
ファミレスの雄であるガストの看板メニューといえば「チーズINハンバーグ」。年間1000万食以上食べられている国民的ハンバーグで、今回のロコモコ企画はこの名作を使ってアレンジした一皿となります。それが「チーズINロコモコボウル」です!
ハンバーグのなかからカマンベール、モッツァレラ、ホワイトチェダー、パルメザンの4種のチーズがとろけ出す驚きのおいしさはそのままに、本メニュー用に開発したという洋風醤油ソースがマッチ。個人的には、ガスト往年の名作「目玉焼きハンバーグ」を彷彿とさせる、とろける卵がグッジョブです!
なお、すでにガストでは6月15日からハワイメニューを提供するフェアを開催中。また、6月17日には同グループの新ブランド「ハワイアンダイニング&カフェ ラ・オハナ」の1号店が横浜本牧にオープンしました。こういったキャンペーンを踏まえると、今年のガストはハワイに注力していることは間違いありません。ぜひ近くの店舗でお試しください!
【マクドナルド】新登場のカレーロコモコと朝用マフィンがコラボ
マクドナルドはご存知のとおりアメリカ発祥であり、ロコモコメニュー自体は今回が初ではありません。ただし、4つのロコモコバーガーのうち「夏カレーロコモコ」と「チーズロコモコマフィン」は新登場ということで必見です。
今回は全4種類のうち、レギュラーメニューのロコモコと新商品のカレーロコモコに挑戦。ということで、新旧のロコモコを実食してみました!
まずはロコモコから。肉汁を活用して濃厚な味に仕上げたグレービーソースが決め手。野菜の甘みや酸味も感じられ、ガッツリしたおいしさになっています。また、ロコモコフェア用に開発したというチーズがけのバンズもコクがあってナイス!
一方の夏カレーロコモコは、10種以上のスパイスや赤ワインのコクなどを加えたカレーソースが美味。グレービーソースとのダブルパンチで、食欲をかきたてるおいしさに磨きがかかっています
ほかにも、チーズロコモコ(税込420円)やブルーハワイをモチーフにしたドリンク&フロートも提供されます。ジューシーなハンバーガーと爽やかな飲み物で、夏を満喫してみてはいかがでしょうか。
【ローソン】198味目となる「からあげクン」でロコモコを表現
ローソンはコンビニなので「どんなロコモコ?」と思いきや、ご飯のうえにハンバーグがのった一般的なロコモコではなく、いい意味で期待を裏切るメニューが4商品発売されます。なかでも「その手があったか!」と思わずにいられないのは、さまざまなフレーバーで攻め続けるローソンの看板商品「からあげクン」です。
トマトを中心とした野菜の旨味や甘味を感じる味わいは、確かにデミグラスソースそのもの。それがやわらかい鶏ムネ肉のからあげクンの味にマッチして、今回も完成度は激高!
ちなみに、からあげクンは今回で198種類目ということで、いよいよ200種類まで秒読みの段階に。これからも注目していきたいところです。また、ローソンのそのほかのロコモコ商品も、生パスタに和風サラダと意外性満点。そして、個人的に気になったのは惣菜パンです。なによりもコスパがいいのがグッド!
なお、コンビニということで商品の回転が速いローソンは提供期間が短く、7月下旬までの販売予定。また、ガストは9月中旬まで、マクドナルドは8月中旬までの予定となっています。発案元であるハワイ州観光局では、Twitter リツイートキャンペーンを企画しており、当たればなんとハワイに行けるのだとか。こちらも合わせてチェックしてみましょう!