グルメ
立ち食いそば
2017/7/28 18:45

【立ち食いそばまとめ】知らなきゃ人生ソンをする! 新宿の名店ベスト6

新宿は、世界一の乗降客数を誇る新宿駅を擁する東京の要。特にビジネスで立ち寄ったときなどは、サッと食べられてお財布にもやさしい、立ち食いそばがうれしいですよね。とはいえ、人生の貴重な1食、ただ安いだけではなく、心から「ウマかった!」と思えるものを食べたいところ。そこで今回は、同サイトで紹介してきた新宿の名店をまとめて紹介。思い出横丁の人気店から駅そばの名店まで、オススメのお店ベスト6を一気に見ていきましょう!

 

【立ち食いそば】300店食べ歩いたライターが厳選! 都内で「無性に食べたくなる店」ベスト11

 

【その1 かめや 新宿店】 黄身がトロ~リと麺に絡む元祖天玉そばに舌鼓!

「かめや 新宿店」は新宿西口・思い出横丁にある人気店、吹きさらしのカウンターはいつも客でお客さんで埋まっており、その〝昭和〟な佇まいは、そば好きの琴線に触れるものがある。

↑思い出横丁の狭い路地のど真ん中に立地。窓や壁がなく、道路と客席が地続きなので、混むと次の客が後ろに並ぶ
↑思い出横丁の狭い路地のど真ん中に立地。窓や壁がなく、道路と客席が地続きなので、混むと次の客が後ろに並ぶ

 

「元祖天玉そば」をうたう同店の名物は、何といっても温泉卵を使った「天玉そば」だ。普通の天玉そばは卵の黄身でつゆが濁るのを嫌う人も多いが、温玉ならそれほど濁らず、なおかつトロトロの黄身がそばと絡まって実にうまい。

↑天玉そば(400円)。巨大かき揚げと温泉卵が食欲をそそる。夏は同価格の「冷やし天玉そば」や「天玉せいろ」もオススメ
↑天玉そば(400円)。巨大かき揚げと温泉卵が食欲をそそる。夏は同価格の「冷やし天玉そば」や「天玉せいろ」もオススメ

 

めんは生麺ゆで置きだが、ひっきりなしにゆでているので、ほぼゆでたてでコシは十分だ。つゆはさば節を中心に、かつお節、昆布などでだしを取っており、コクと香りが濃厚。塩気はやや強く、しょうゆの風味が豊かだ。かき揚げは玉ねぎ、にんじん、春菊入り。厚めの衣は軽い揚げ上がりで、シャキシャキ感もあり食べ飽きない。

↑冷したぬきそば(390円)。かき揚げなどを揚げる際に出る天かすを使用
↑冷したぬきそば(390円)。かき揚げなどを揚げる際に出る天かすを使用

 

■SHOP DATA

かめや 新宿店

住所:東京都新宿区西新宿1-2-10

営業時間:24時間営業(月曜3:00~6:00のみ閉店)

定休日:日曜

 

【その2 いわもとQ 歌舞伎町店】 徹底したマニュアル化でそば&天ぷらの鮮度が向上!

「いわもとQ」のキーワードは「鮮度」。「プロが作った揚げ置きのえび天より、素人が作った揚げたてのえび天のほうがうまい」という発想のもと、そばと天ぷらの鮮度に徹底的にこだわる。

↑写真入りのメニューと券売機は外に設置
↑写真入りのメニューと券売機は外に設置

 

同店ではゆでも揚げも職人の技術に頼らない、徹底したマニュアル化を実現。注文後に生麺をゆで、天ぷらを揚げ始める。冷水でしっかり締めたそばは角がピッと立ってのどごしが抜群。天ぷらは揚げたてサクサクでおいしい。

↑野菜たっぷりそば(480円)。キャベツなどの野菜をサッと油通しし、野菜の甘みとシャキシャキ感を両立
↑野菜たっぷりそば(500円)。キャベツなどの野菜をサッと油通しし、野菜の甘みとシャキシャキ感を両立

 

だしはかつお節、宗田節、さば節。かえしは本醸造しょうゆと特上薄口しょうゆ、本みりんを使って、甘みを利かせたすっきり味のつゆに仕上げている。

 

また、同店はご飯ものも充実。人気の「天丼セット」なら、えび、いか、きす、いんげんの天ぷらがのった天丼とそばを一度に楽しめる。24時間営業のため、飲んだ後の一杯にもオススメだ。

↑天丼セット/冷(760円)。揚げたての天ぷらがのった天丼と、香りとのどごしのいいそばが食べられて大満足
↑天丼セット/冷(750円)。揚げたての天ぷらがのった天丼と、香りとのどごしのいいそばが食べられて大満足

 

■SHOP DATA

いわもとQ 歌舞伎町店

住所:東京都新宿区歌舞伎町1-4-8 らんざんビル1F

営業時間:24時間営業

定休日:なし

 

【その3 箱根そば本陣】 ほぼゆでたてのそばが注文して10秒で食べられる

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小田急とJRの改札をつなぐ地下コンコースという絶好の位置に店を構える「箱根そば本陣」は、小田急系チェーン「箱根そば」の旗艦店。

 

1日に約2600人が利用するほどの人気店のため、同店では客を待たせないようにスタッフを常時10人配置。1オーダーを10秒以内で提供する。

↑山かけそば(480円) とろろとウズラの卵のコントラストが美しい一品。粘りのあるとろろでさっぱりとしながら満足感のある味わいに
↑山かけそば(500円)。とろろとウズラの卵のコントラストが美しい一品。粘りのあるとろろでさっぱりとしながら満足感のある味わいに

 

そばを提供する早さも特徴だが、同店の魅力はやはり味。そばは細麺でコシとのどごしが良好だ。生麺をゆでると同時に注文が入るので、常にほぼゆでたて。つゆはかつおと宗田の天然節からだしを取り、やや甘いかえしと合わせている。

 

同店では定番の「かき揚げそば」のほか、滋味あふれる「山かけそば」も人気。また、トッピングが豊富でリーズナブルな「朝そば」もオススメだ。

↑朝そば(400円)は油揚げ、揚げ玉、ほうれん草、焼き甘のり、ねぎがのっており、コスパも抜群
↑朝そば(400円)は油揚げ、揚げ玉、ほうれん草、焼き甘のり、ねぎがのっており、コスパも抜群

 

■SHOP DATA

箱根そば本陣

住所:東京都新宿区西新宿1-1-3 小田急新宿駅地下コンコース

営業時間:6:30~23:00(月〜土)、6:30~22:00(日、祝日)

定休日:なし

 

【その4 かのや 新宿西口店】 ゆでたてそばか、讃岐うどんか? 新宿の麺好きを悩ます人気店

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新宿や新橋などに3店舗を持つ「かのや」は、ゆでたての生そばと讃岐うどんを提供する店。どちらも自社で製麺し、そばはほどよいコシとのどごしが魅力、うどんはモチモチの食感が味わえる。

↑かき揚げそば(関東だし)(430円)。衣は薄く玉ねぎにじっくり火が入って 甘い。ちなみにそばうどんに関わらず、 関東つゆと関西つゆは自由に選べる
↑かき揚げそば(関東だし)(430円)。衣は薄く玉ねぎにじっくり火が入って甘い。ちなみにそばうどんに関わらず、関東つゆと関西つゆは自由に選べる

 

そばつゆは本かつお節と宗田節、さば節でだしを取り、しょうゆのうまみを効かせた関東風。うどん用は瀬戸内の煮干しと利尻昆布、うるめ、かつおなどを使ったうまみ満点の関西風だ。店の一番人気はかき揚げそば。玉ねぎ、春菊、小えびにゲソが入り、甘みと風味が素晴らしい。

 

新宿西口店の客はほぼビジネスマンで、1日に数百人が来店する。朝はもりそばを1分で食べて仕事に向かう猛者もいるとか。新宿でハードに働くビジネスマンを力強く応援し続けているのが、同店なのだ。

↑かのやうどん(関西だし)(500円)。刻み揚げ、ほうれん草、とろろ昆布など7種類の具を トッピング。様々な味がつゆに溶け込んで、うまみがさ らに濃厚に
↑かのやうどん(関西だし)(500円)。刻み揚げ、ほうれん草、とろろ昆布など7種類の具をトッピング。様々な味がつゆに溶け込んで、うまみがさらに濃厚に

 

↑店の間口は広くないが奥に長い。ランチタイムは店内に行列ができるそうだ
↑店の間口は広くないが奥に長い。ランチタイムは店内に行列ができるそうだ

 

■SHOP DATA

かのや 新宿西口店

住所:東京都新宿区西新宿 1-16-11

営業時間:7:00〜23:00(月〜金)、 9:00〜14:00(土、日、祝日)

定休日:無休(年始除く)

 

【その5 さ竹 新宿店】 粉から挽いた十割そばと野菜のうまさは格別!

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西新宿1丁目交差点近くの「さ竹」は挽きたて、打ちたて、茹でたて、いわゆる「三たて」の十割そばが食べられる店。厳選したそばの実を店頭で石臼挽きにし、その粉を使って押し出し式製麺機で製麺し、ゆで上げる。だしはむろあじ、かつお、さばから取り、かえしも店で毎日仕込んでいる。

↑十割そばもり(330円)。そばは太めの平打ち麺。口に入れると そばの香りがふわっと鼻から抜ける。 つゆも手堅くキリッとした味わい
↑十割そばもり(330円)。そばは太めの平打ち麺。口に入れるとそばの香りがふわっと鼻から抜ける。つゆも手堅くキリッとした味わい

 

揚げたての天ぷらは同店のもうひとつの売り。特にかき揚げと単品の天ぷら盛り合わせは、中身が日によって変わる。実は同店の親会社は青果店で、その時々の安くておいしい野菜を目利きで仕入れてくるのだ。例えばかき揚げをひと口食べれば、野菜自体のうまみに驚くはず。

 

2015年4月開業だが、すでにランチタイムには外に人が並ぶほど賑わっている。新宿にまた一軒、楽しみな店が増えた。

↑かき揚げ天そば(430円)。この日のかき揚げは玉ねぎ、ピーマン、かぼちゃ、じ ゃがいもなど7種の野菜入り。かけつゆは甘さ控えめで だしの味が効いている
↑かき揚げ天そば(430円)。この日のかき揚げは玉ねぎ、ピーマン、かぼちゃ、じゃがいもなど7種の野菜入り。かけつゆは甘さ控えめでだしの味が効いている

 

■SHOP DATA

さ竹 新宿店

住所:東京都新宿区西新宿 1-19-4 山本ビル1F

営業時間:11:00〜23:30(月〜金)、 8:00〜21:00(土、日、祝日)

定休日:無休(年始除く)

 

【その6 永坂更科布屋太兵衛 新宿地下鉄ビル店】 老舗伝統の味を750円で堪能できる貴重な店!

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「永坂更科布屋太兵衛」といえば、創業220年を誇る超老舗そば店。新宿駅の「メトロ食堂街」にも出店しており、その隣にはなんと同店の立ち食いコーナーがある。

 

実はこの2店舗、厨房が同じで、同じそばを提供している。そばはのどごしのよい生麺打ちたて。つゆはかつお節のだしを利かせた濃厚な風味。もりつゆは基本的に辛口だが、頼めば甘口も用意してくれる。

 

甘口は子どもや女性などに人気とのこと。立ち食いそば店の名物は、「肉天そば」で温そばに豚肉とネギのかき揚げをトッピング。豚肉はサイコロ状に切られ、噛みしめると豚のうまみが口の中いっぱいに広がる。

↑ 肉天そば/温(750円)。サイコロ状に切られた豚肉のうまみは、満足度が高い
↑ 肉天そば/温(750円)。サイコロ状に切られた豚肉のうまみは、満足度が高い

 

隣の店舗は椅子席でゆっくり食べられる一方、立ち食いコーナーはほとんどのメニューが750円〜。隣より400円ほど安いとあって、1日に約500人も訪れる人気ぶりとなっている。

↑春菊天もりそば(750円)。エビ入りの春菊天をトッピング。春菊は苦みと甘みがしっかり残って美味。もりつゆは甘口と辛口が選べる
↑春菊天もりそば(750円)。エビ入りの春菊天をトッピング。春菊は苦みと甘みがしっかり残って美味。もりつゆは甘口と辛口が選べる

 

■SHOP DATA

永坂更科布屋太兵衛 新宿地下鉄ビル店 立ち食いコーナー

住所:東京都新宿区西新宿 1-1-2新宿メトロ食堂街

営業時間:10:30〜22:00

定休日:なし

 

※メニューの内容、価格は変更の可能性があります

 

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