カレーの素といえば「固形のルー」というのは過去の話。いまやペーストやパウダータイプが人気です。
このヒットの中心にあるのが、「カレー・オブ・ザ・イヤー2018(カレールー部門)」を受賞したハウスのペーストルー「きわだちカレー」。これまでもペーストタイプはあり、固形より溶けやすいと評判でした。そのうえで新製法を用い、ペーストルーを進化させたのが同商品です。固形ルーでは水分量などの関係でできなかった、素材の芳醇さとフレッシュ感を残した凝縮に成功。果実感やスパイス香あふれる味を実現しています。なお、カレー・オブ・ザ・イヤーは、「1月22日のカレーの日」にあわせてカレー大學が発表するカレーアワード。カレー界にもっとも功績のあったカレーや商品・メーカーを表彰するもので、カレーの全分野が対象です(「カレー大學」は株式会社カレー総合研究所の登録商標)。
一方、ルーは味だけではなく素材面でも進化を遂げています。アレルギーや血糖値を考慮したり、塩分やカロリーを抑えたりといった健康面に特化した斬新な商品が登場。なかでも「直火焼 米粉のカレー・ルー」は「カレー・オブ・ザ・イヤー2017(カレールー部門)」に輝き、グルテンフリーでも十分にうまいことを知らしめました。
なお、カレーにおける革命は、レトルトや外食でも勃発中。ここでは代表的な4商品を紹介します。
【その1】国産米粉100%使用 コクとスパイスが絶妙な味わい
コスモ食品
直火焼 米粉の カレー・ルー 〈中辛〉
324円
国産の米粉を100%使用したグルテンフリーのカレールー。直火焼製法でひと釜ずつ職人が丁寧に作っており、化学調味料不使用だ。専用工場で生産している点も評価されている。【カレーDATA :1パック4皿分 81円/皿】【隠し味となる原材料 :ひよこ豆粉、トマト、りんご、玉ねぎ、チャツネなど】
【食の専門家・中山秀明さんがレビュー】直火焼製法による 深い味わいとコク!
米粉とひよこ豆粉でとろみをひき出したコクのある味わい。スパイスの風味も十分感じられ、直火焼製法由来の香ばしさやコクがおいしいです。
しっとりしたフレークタイプ。サッと溶けて使いやすい。キーマカレーなどにもアレンジできます。