以前「GetNavi web」では、ウイスキーブームにおいてバーボンがアツいこと。そして、なかでもスーパープレミアムというカテゴリーが世界的に脚光を浴びており、特に「ウッドフォードリザーブ」という銘柄が人気だということを紹介しました。
今回、そのグローバルブランドアンバサダーの来日が実現。なぜ世界的に注目されているのかを知るべく、イベントに参加してきました。
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抜群の汎用性を持つウイスキーが「ウッドフォードリザーブ」だ
会場となったのは恵比寿の「Bar TRIAD」。ここは恵比寿屈指の人気を誇る「Bar Tram」「TRENCH」と同じ運営元が手掛ける最新店として今年の4月にオープン。営業中に行われたイベントだったので、メディア関係者以外の方も訪れていました。どの人も、お目当てはやはり「ウッドフォードリザーブ」とアンバサダーのトム・バーノンさん。
店のメニューにも特別なリストが用意されていました。そこには定番のバーボンカクテル「オールドファッションド」をはじめ、様々なドリンクがラインナップ。ウイスキーというとストレートやロック、水割りをイメージする人も多いでしょう。それももちろん間違いではありません。
ただ「ウッドフォードリザーブ」を語るには、カクテルとのおいしい関係性が欠かせないようなのです。その理由を、会場に居合わせた日本のブランドマネージャー・奥村龍太郎さんに聞いてみました。
「バーボンには、例えばスコッチウイスキーのようなスモーキーフレーバーはありません。バーボン=アメリカンウイスキーのひとつなので、ワイルドなイメージがあると思うかもしれませんが、やさしくて飲みやすいお酒なのです。つまりは汎用性が高く、アレンジがしやすい。そんなバーボンのなかでも特に汎用性に秀でているのが『ウッドフォードリザーブ』なんですよ。だから世界中のバーテンダーから愛されており、カクテルがオススメというワケです」(奥村さん)
カクテルに使いやすい汎用性がありながら、エレガントなフレーバーとリッチな飲み応えを持っているのも「ウッドフォードリザーブ」の魅力。ということで、別のカクテルもオーダーしてみました。
世界のBARシーンをリードする「ウッドフォードリザーブ」の凄み
会場にはもちろん「Bar TRIAD」のスゴ腕バーテンダーも。そこで、そのひとりである馬上(もうえ)千寛さんにも「ウッドフォードリザーブ」を使うワケを聞いてみました。
「『ウッドフォードリザーブ』は、ハーブやスパイスの風味を奇麗に包み込むなめらかさと華やかさがありますね。そのため、当店のボタニカルカクテルのベース酒として欠かせない存在になっています」(馬上さん)
BARトレンドを語るうえで欠かせないのがカクテルであり、特に海外では様々なカクテルブームが到来しているとか。定期的に世界中のBAR最先端シティを視察する、奥村さんがいまを教えてくれました。
「2000年以降を見ると、NYで『コスモポリタン』をはじめとする色彩豊かなカクテルのブームが起き、その後ロンドンを中心にミクソロジーブームが到来。やがて“ネオクラシックカクテルブーム”といえる伝統+革新のムーブメントがNYで起き、いまに至ります。味わい的な側面では、カラフルで甘味のあるものから、苦みやベースのスピリッツの味を生かしたテイストが好まれるようになっているといえるでしょう。同時に、バーテンダーの腕がこれまで以上に問われる時代といえますね。そんなトレンドもあって、どんな素材ともうまくマッチする『ウッドフォードリザーブ』に人気が集まっているのです」(奥村さん)
クラシックカクテルを制すものは、世界のBARトレンドを制す。これをあえて極端に表現すれば、「ウッドフォードリザーブ」を制するものは~とも言えるでしょう。もしまだ「ウッドフォードリザーブ」のカクテルを飲んでないのであれば、ぜひ忘年会後の2~3次会などでいかがでしょう!
【SHOP DATA】
Bar TRIAD(バー トライアド)
住所:東京都渋谷区恵比寿西1-4-1 ウチノビル4・5F
アクセス:JRほか「恵比寿駅」西口徒歩3分
営業時間:4F/月〜土 19:00〜翌2:00、5F/水〜土 19:00〜翌2:00
定休日:日祝(祝前日の場合は営業)