テレビで初かつおのニュースを見ると、いやがおうにも食べたくなってしまうもの。もちろん、刺身やタタキが最高ですが、これらを日常のおつまみにするのはややハードルが高いですよね。そこで今回ご紹介するのは、かつおを手軽においしく味わえるアイテム、石原水産「チーズかつお」。1989年の発売から30年近く愛されているロングヒット商品です。
旨さの秘密は、秘伝のたれとオーダーメイドチーズ
「チーズかつお」は、角煮にしたかつおに、かつおの味に合うようオーダーメイドしたチーズをドッキングさせた一品。角煮にする際の製法に強くこだわっており、ボイルした焼津産のかつおをサクラやブナの木材を使ってじっくりスモークし、専用のたれでじっくり煮込んでいます。そんな角煮は甘口で味わい深く、身の厚さも相まって結構なインパクトがあります。チーズはかつおの味に負けておらず、やわらかでクリーミー。かつおのコクと重なって、独特の奥行きと満足感をもたらします。
多くのこだわりが詰まった「チーズかつお」は、チーズ方面から噛み始めるのと、かつお方面から噛み始めるので、2通りの味わいが楽しめるのも面白いポイント。かつおから味わえば、角煮の甘さをより強く感じることができますし、チーズから食べ始めると一口目がとてもクリーミーになり、丸みのある風味を楽しめます。。こうした味の変化が楽しめるのも、ロングセラーとなっている要因のひとつでしょう。
さて今回、筆者は本品に山口の銘酒「五橋(ごきょう)」をあわせて楽しんでみました。この銘柄は、山田錦をはじめとした山口県産の酒造好適米を100%使用し、県内の超軟水で仕込んだお酒です。純米酒ながら吟醸を思わせるフルーティさがあり、後味には強い爽快感があります。これをコク深い「チーズかつお」と楽しめば、お酒の爽快感が際立ち、「くぅー」と唸りたくなる気分です。
また、何にでも合わせやすいのが「チーズかつお」の長所。赤ワインの場合は、おつまみと酒の味、それぞれの奥行きが絡み合い、これ以上ないズッシリ感を楽しむことができます。また、ひとくちサイズで包装されているのででは、焼酎や泡盛のようなチビチビ楽しみたいお酒にも向いています。
単品でも抜群にウマイだけでなく、幅広い種類のお酒の肴になる「チーズかつお」。真空パックなので日持ちも良く、上質な晩酌を楽しみたいのであれば、常備しておいて間違いのないアイテムです。
石原水産
チーズかつお
562円