グルメ
立ち食いそば
2018/4/27 21:45

【立ち食いそば】色は濃いが意外にマイルド! だしが利いたつゆ、ソフトな麺が心地よい飯田橋の名店

「神楽坂そば」は飯田橋で働く人々を昭和41年から見守る老舗店。店に入ると、優しげなおかみさんがおっとり声で迎えてくれる。麺はソフトなゆで麺。つゆは熱々で、生卵の白身がサッと固まるほどだ。つゆの色はかなり濃いのだが、飲むと意外にもマイルド。かつおだしがよく利いている。

 

心癒されるマイルドつゆは飯田橋のおふくろの味

↑「やさい天玉そば」(440円)玉ねぎ、春菊、小えびなどが入ったやさい天はサクサクの食感。甘めのつゆが卵でさらにまろやかに

 

トッピングはやさい天、いか天などを用意。日に2~3度、様子を見ながら揚げ足している。人気のやさい天は衣が薄めで、香ばしい揚げ上がり。ヘルシーな「なっとうそば」も人気だ。

↑納豆のコクとつゆの相性がいい「なっとうそば」(360円)は、おかみさんも大好物

 

客はビジネスマンのほかガテン系、タクシー運転手が多い。以前は釣り堀が飯田橋駅前にあったため、そこの客がよく寄ってくれたという。時代の流れに寄り添いながら、「神楽坂そば」は、いまも飯田橋で働く人々の心のオアシスであり続けている。


神楽坂そば
住所:東京都新宿区神楽坂1-14
営業時間:6:00~17:30(月~金)、6:00~15:00(土)
定休日:日、祝日

 

【その他のお店を知りたい方はコチラ!】
20171228-s500
立ち食いそば名鑑120 首都圏編
定価:本体690円+税
発売日:2017年12月7日
発行所:(株)学研プラス