ジャーキーといえば、ほとんどの読者はビーフを思い浮かべるでしょう。しかし世の中にはビーフ以外のジャーキーも出回っています。今回はいつもと違う晩酌をしたいときに試したい、そんなおつまみを見つけました。
ひとくち目からあふれ出す甘く濃厚な味わいが、3分以上も持続!
マガモとアヒルを掛け合わせて生まれた合鴨(あいがも)は、マガモより脂が多く、クセのない味で知られています。その合鴨の胸肉を使用し、甘辛のタレで仕込んだ商品が宮内ハム「本格熟成 合鴨ジャーキー」です。
袋を開けると、しょうゆをベースにした甘い香りが漂ってきました。濃い味が好きな方であれば、こってり感を予想させる香りに間違いなく食欲をそそられるでしょう。噛んでみると、驚くほどのインパクト。肉の薄さからは想像もできないしっかりした歯ごたえがあり、少し噛むだけで甘く濃い味がすぐに出てきます。その旨みはなかなか消えることなく続くため、3分ほどは噛み続けていてもOK。噛むことよる満足感もかなりのものです。なお、ペッパーは振られておらず、辛みはほぼありません。
さて、そんな「合鴨ジャーキー」は、幅広いお酒と相性がよいのもポイントです。筆者が今回メインとしたのは香り高いウイスキー。合わせてみると、肉の甘味がウイスキーの香りと交わりあって、風味が丸くなります。ジャーキーの味の余韻が、アルコールの刺激も和らげてくれるので、度数が強いお酒も飲みやすくなるのです。おまけに、肉をずっと噛んでいられますから、チビチビと飲む酒のアテにはもってこい。同焼酎や泡盛などの蒸留酒と合わせても、じっくりした晩酌を楽しめるでしょう。
価格は700円と一般的なビーフジャーキーとそれほど変わりません。いつものおつまみに飽きたという読者の方は、趣向を変えて、本品に手を出してみてはいかがですか?
宮内ハム
本格熟成 合鴨ジャーキー
実売価格700円