グルメ
2018/5/12 21:00

「チーズ迷子」は、これ選んどけば? 成城石井で見つけた「ミモレット」を同店オリジナルの日本酒とともに

おつまみにできるチーズはたくさん種類があって、どのアイテムにしようか迷ってしまったことはありませんか? そんなとき、試してほしいのがミモレット。コクとさわやかな酸味が特徴で、ワインや日本酒をはじめ、多くのお酒に合うとされるフランス発祥のチーズです。

 

噛めば噛むほどコク深い味がにじみ出て、後味も長く残る

オレンジ色のチーズをスーパーなどで見かけたことのある方も多いでしょう。それこそがこのミモレットチーズです。断面のオレンジ色は、植物色素であるアナトーによるもの。外側はくすんだ色をしており、ぼつぼつとした穴が開いています。

 

今回は成城石井で売られていたムラカワの「ミモレットヤング」(※)をチョイスしました。セミハードタイプで、硬さは包丁でも簡単に切れる程度。熟成が進むと硬くなるのがミモレットチーズの特徴ですが、「ヤング」の名の通り本品は早めに出荷されている商品であり、それほど熟成が進んでおらず、ほどよい硬さになっています。

※品名は成城石井の表示に準じています

さっそく食べてみましょう。歯ごたえはしっかり、でもそれほど噛みにくいというレベルではありません。むしろ、通常のチーズにはない満足感を与えてくれる食感です。食べ始めには独特の苦みがありますが、ひと噛み、ふた噛みと、噛めば噛むほどコクの深い旨味へと変わっていきます。硬さからは想像ができませんが、味わいはかなりクリーミーで、その後味はずっと残ります。多少の苦みこそあるものの、全体としては食べやすい部類に入るチーズなので、万人におすすめできる商品です。。

さて、今回こちらに合わせたお酒が「真澄(ますみ)純米吟醸 野可勢(のかぜ)」(720mℓ 1934円)。「真澄」は、長野県は諏訪にある酒蔵・宮坂醸造が造る銘酒であり、全国的にも有名です。そして、この「野可勢」は、成城石井でしか買えない限定品でもあり、純米酒に秘蔵の大吟醸をブレンドしたレアな1本なのです。フルーティな吟醸香がほのかに香る味わいには、適度な爽快感と後味の辛さがあります。純米酒もブレンドされているだけあってコメの甘味も十分に出ていて、香り、旨みと爽快感のバランス感が秀逸です。淡麗な味わいで飲みやすく、多くの方におすすめできる銘柄といえます。

 

さて、ミモレットと「野可勢」の“成城石井コンビ”を合わせてみたところ、双方の味が殺しあわず、見事なフィット感がありました。ミモレットチーズのクリーミーなコクがお酒のコメの味に混じり、芳醇な味わいに。お酒にチーズが溶けだすような上品な舌触りと合わさって、家での晩酌というよりもオシャレなバルでお酒を楽しんでいるような気分になりました。

 

なおこちらのミモレットは、醸造酒だけでなく、アルコール度の強いお酒にも合う万能選手。ウイスキーのような、チビチビ飲みたいお酒のアテとしても抜群にいい仕事をしてくれます。チーズのまろやかさがアルコールの刺激を緩和しつつ、濃厚な後味が深い余韻をもたらすのです。

 

チーズは種類が多すぎてどれに手を出せばいいかわからないよ……という方、まずはミモレットから入門してみるのはいかがでしょうか?

 

ムラカワ
ミモレットヤング
実売価格507円