コストコの定番食材といえば、ビーフを甘辛いタレにじっくりと浸けた「プルコギビーフ」。1パック約2kgという、業務用スーパーならではの大容量をおいしく食べ切るために、アレンジレシピを3回に渡って紹介してきましたが、今回はその3回目になります。第2回ではプルコギビーフをヘルシーに楽しむアレンジレシピを紹介しましたが、今回はプルコギビーフをそのまま使うのではなく、“ミンチ肉”にしてから使う方法をご紹介しましょう。
レシピを教えてくれたのは、GetNavi webでもおなじみのコストコ情報ブログ「コストコ通」の管理人・コス子さん。コス子さんはいつも、購入したプルコギの半量をミンチ状にしてから冷凍保存しているのだとか。しっかり下味の付いたミンチ肉を、いったいどのように使うのでしょうか?
アレンジの自由度が高い「プルコギビーフそぼろ」
プルコギビーフをフードプロセッサーでミンチ状にして炒めれば、それだけで「牛そぼろ」として使えます。コス子さんも他の人からこのアレンジ術を教えてもらったそうなのですが、たしかにプルコギビーフの甘辛い味付けはそぼろに近そう。
今回は、プルコギビーフそぼろを丼ぶりにして食べる方法をご紹介しましょう。
【材料(2人分)】
・プルコギビーフ 200g程度
・ごま油 適量
・卵 2個
・ネギ 適量
・ごはん 好きなだけ
用意するものはとにかくシンプル。これなら休日のランチやちょっとした夜食にもいいですね。
まずは、プルコギビーフをフードプロセッサーでミンチ状にします。もしフードプロセッサーがない場合は、包丁でできるだけ細かくミンチにしてください。
あとは、フライパンにごま油を入れ、先ほどのプルコギビーフを弱火でじっくり炒めます。このとき、強火で炒めるとそぼろがカリカリになってしまうので、あくまでも“弱火で”というのがポイント。火が通ったらお皿に移しましょう。
続いて、卵2個を割って溶き卵にし、フライパンで炒り卵を作ります。コス子さんは、プルコギが甘めの味付けなので塩を入れるそうですが、これはお好みで構いません。
あとはごはんの上にそぼろと炒り卵を載せ、ネギをトッピングするだけ。ほかの味付けを一切しなくていいので楽ちんですね。
今回はどんぶりのレシピを紹介しましたが、このそぼろはさまざまな料理に使えます。「ナムルなどと一緒に韓国海苔で巻くと、韓国風海苔巻になります。また、出汁と一緒にジャガイモや大根と煮て、水溶き片栗粉でとろみをつけたらあんかけそぼろ肉じゃがに。おにぎりの具や卵焼きの具としてもオススメです」(コス子さん)
2品目はプルコギビーフを使ったコロッケです。