日本の伝統料理や国民食、またはトレンドフードなどを様々な国の人に試食してもらう企画が本連載です。今回は、ほんのり味や香りが付いた「フレーバー炭酸水」でテスト。定番から個性的な味まで評価してもらいました!
外国人が好きなフレーバー炭酸水はどの味?
【左】フィリピン:ジェズリー・ガヘロモ さん
オグロス出身。炭酸ドリンクならコーラ、料理ならラザニアが好き。
【中央】スペイン:アレハンドロ・サンチェス・ヘレラ さん
カナリア出身。「モンスターエナジー」と、スペイン風オムレツを愛しています。
【右】ベネズエラ:カテリン・ロレット さん
カラカス出身。日本のフードが大好きで、緑茶と寿司がフェイバリット。
【エントリーNo,1】
コカ・コーラ い・ろ・は・す スパークリング ぶどう 140円/515㎖
98kcal。日本の天然水がベース。やさしい炭酸と、長野県産の手摘みぶどうエキスが特徴です。
【5点満点で評価】
ジェズリーさん:4.6
アレハンドロさん:3.0
カテリンさん:4.3
→total=11.9/15.0
「ぶどう感、甘さ、炭酸がベストバランスだわ。かなり好き!」(カテリンさん)
「ちょっと物足りないかな。僕はワイン好きだからぶどうには厳しいんだ」(アレハンドロさん)
【エントリーNo,2】アサヒ飲料 ウィルキンソン タンサン ドライコーラ 102円/500㎖
0kcal。無糖ながらコーラフレーバーが楽しめる新感覚の味。炭酸の刺激も強めで爽快です。
【5点満点で評価】
ジェズリーさん:3.3
アレハンドロさん:4.0
カテリンさん:3.7
→total=11.0/15.0
「甘くないコーラは初めて。シンプルだけどアフターテイストは複雑で面白いね」(アレハンドロさん)
「甘いコーラに慣れているから、ちょっと違和感があるわ」(ジェズリーさん)
【エントリーNo.3】アサヒ飲料 ウィルキンソン タンサン レモン 102円/500㎖
0kcal。ブランドの特徴である強炭酸の刺激はそのまま。レモンの清涼感が際立っています。
【5点満点で評価】
ジェズリーさん:3.2
アレハンドロさん:3.2
カテリンさん:3.5
→total=9.9/15.0
「レモンとソーダがひとつになっていない感じね。炭酸が強いからかしら?」(ジェズリーさん)
「このなかで比較すると普通な印象。私は甘いほうがいいわ」(カテリンさん)
【エントリーNo.4】コカ・コーラ い・ろ・は・す メロンクリーム ソーダ 140円/515㎖
144kcal。国産メロンのエキスを使用。昔ながらの風味で、透明色とのギャップも楽しいです。
【5点満点で評価】
ジェズリーさん:4.7
アレハンドロさん:4.5
カテリンさん:4.6
→total13.8
「甘くて風味も濃いめ。これぐらいハリのあるテイストのほうが好きよ」(ジェズリーさん)
「シュガーが多めだと思うけど、香りも強いからバランスはイイね!」(アレハンドロさん)
個性的な味が高評価を得る意外なテスト結果になった
各飲料メーカーから新商品が発売されるなど、盛り上がりを見せている炭酸水。外国人に聞くと、日本は果物やコーラなどのフレーバー系が豊富で面白いと口を揃えます。改めてコメントをもらいました。
「甘いほうが好バランスな印象。炭酸の強弱は気にならないけど、無糖は飽きそう」(カテリンさん)
特に気にしていたのはフレーバーの強さ。香りが弱いと印象も薄く、また飲みたくならないそうです。
「僕は、コーラは面白いと思ったよ。甘くないけど香りは強いし」(アレハンドロさん)
無糖コーラは、違和感の捉え方で意見が分かれた。そして、結果的に1番人気はなんとあの味!
「ゴクゴク飲むならメロンクリームソーダ! 甘さも香りもこのぐらい強くなきゃ」(ジェズリーさん)
日本人に比べると、外国人はやはり、濃い味好きと言えソーダ!
【今回の1番人気】海外の人は濃い味派?
日本人の舌は繊細だとよく言われるが、その基準で作られた商品は、外国人にとっては薄いのかもしれません。メロンクリームソーダは今回最も甘ですが、この濃さが世界基準?
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