グルメ
2018/8/2 21:06

希少なシャコは缶詰でも「納得感」が違う! 白ワインと合わせて最高だった「しゃこのアヒージョ」

漁獲高の減少により、近年価格が高騰しているシャコ。エビやカニとも違う、独特の味と食感が格別な食材ですが、普段見かけることはあまりありません。そこで、好きだけど最近はなかなか食べられない…という方のために、今回は激うまシャコの缶詰を紹介します。

 

深みのある味わいのオイルが、シャコの自然な風味と調和する!

今回紹介するのは、K&K「缶つま★レストラン しゃこのアヒージョ」。アヒージョは、塩やアンチョビ、にんにくなどを加えたオリーブオイルで食材を煮た、バルなどでおなじみの料理です。そんなアヒージョが缶詰になった本品を開封すると、にんにくと海鮮の香りがぷーんと漂ってきました。缶の中には6匹のシャコがぎっしりと詰められています。

オイルの味はにんにくや塩がきいた深みのある味わい。パッケージの裏面を参照すると、本品の味付けに使われているのはにんにく、塩、白ワイン、チキンブイヨンなど。複数の素材を組み合わせることによって、味の幅も広がっています。と、味付けはしっかりしていますが、シャコの身には本来の食感や味がしっかり生きていました。やわらかながら歯ごたえはしっかりしていて、独特の甘みが感じられます。

なお、本品に使われているオリーブオイルはとてもサラサラしていて、しつこさはそれほど感じません。オイルをバゲットにつけて食べた際も、食べやすい印象でした。

 

キレのいいビールと白ワインとの相性良し!

さて、アヒージョと合わせるお酒といえば、定番はやっぱりワイン。でも今回はあえてビールを選んでみました。用意したのはサッポロビールの新感覚ビア「ビアチェッロ」。独自の製法によるホップのさわやかな香りと、果物の皮から引き出したフルーティな苦みが特徴のビールです。飲み口が軽い一方で苦みにキレがあるので、シャコのような海鮮系の食材には相性の良い銘柄といえるでしょう。シャコの風味はそのままに、爽快感あふれる飲み口を楽しめました。ビールのアテというと唐揚げのようなこってり系になりがちですが、ビールの種類を変えれば、幅広い組み合わせを楽しむことができるのが、奥深いところです。

 

続いては、ド定番の白ワイン。飲食店ではお決まりの組み合わせであるだけあって、とにかくバランスがいい! オイルの旨み、ガーリックのパンチ、ワインのフルーティさと渋みがキレイにまとまっています。総合点でナンバーワンは間違いない…思わず「うん!」と言いたくなるような納得感がある味でした。ほかには、すっきりした印象のカクテルもおすすめ。例えばジントニックは、さっぱりしたトニックの苦みが、シャコの甘みを引き立たせてくれますよ。

 

【満足度ポイント】

ビール          ★★★★★

白ワイン        ★★★★★

ジントニック    ★★★★

 

K&K

缶つま★レストラン しゃこのアヒージョ

実売価格540円