グルメ
2018/7/18 17:00

超簡単! 焼かない「焼きなす」で猛暑を乗り切れ――『くり返し作りたい一生もの野菜レシピ』

こんなこと言っても仕方がないことですが、それでも言わずにはいられません。

 

暑いですね~~。

 

暑いというより、むしろ熱いと言いたくなります。せめてと思ってカタカナで「アツイ」と書いたり、ひらがなで「あつい」と書いてはみましたが、涼しくなるはずもありません。とにかく、暑い。夜も寝苦しく食欲もないし、何もしたくないなと思いながら適当に家事をこなし、ひたすら原稿を書く毎日です。

 

 

暑いと食べたくなる野菜料理、それは焼きなす

私には困った癖があります。こういう暑い日に限って焼きなすが食べたくなるのです。朝のうちに作っておき、夕飯まで冷やして、ショウガをタップリのせて食べる焼きなすのおいしさといったら、もう。

 

食欲がなくても、焼きなすだけはスイスイと口に入ります。じゃ、何が困るのさ?と思われるでしょうが、困るのです。焼きなすは作るとき、とてもあついのです。まず、ガスコンロを使うと台所は蒸し風呂のように暑くなります。ようやく焼き上がると、次に皮を手でむくのがとてつもなく熱い。汗だくになって作っても食べるのはあっという間。この暑いのに焼きなすなんて! と、自分につっこみながら作らないではいられません。

 

 

野菜料理のヒントが満載

それでも、暑い夏を乗り切るために家族には野菜をたっぷり食べさせたいと思います。サラダなら簡単だけれど、毎日、毎日、サラダというわけにもいかないし…。おまけに、夏はレタスより、なすやトマトがおいしい季節。やっぱりここは汗をかいてでも野菜料理に精を出さなくてはならないでしょう。そんなとき、強い味方を見つけました。

 

くり返し作りたい一生もの野菜レシピ』(石原洋子・著/学研プラス・刊)です。この本にはおなじみの野菜がもっとおいしくなると銘打った152品の野菜料理が集められています。どれも簡単で、でも、新しいヒントを与えてくれるレシピばかりです。

 

 

暑くない「レンチン蒸しなす」

とくに感動したレシピは、「レンチン蒸しなす」。レンジで加熱し、たれをかけるだけなのです。これなら台所の温度も上がらず手も熱くありません。どうして今まで気づかなかったのでしょう。

 

レシピは以下のとおりです。

材料2人分
なす・・・・4本
中華酢じょうゆ
しょうゆ、酢・・・各大さじ1
ごま油・・・・小さじ1
おろししょうが、砂糖・・・・各小さじ1/2
万能ねぎの小口切り・・・・少々

 

【作り方】
1.なすはヘタをとり、切り口に縦6~8等分に切り込みを入れる。耐熱皿に並べ、ラップをかけて電子レンジで4分加熱し、そのままおく。粗熱がとれたら、切り込みに沿って裂く。
2.中華酢じょうゆの材料を混ぜ合わせる。
3.器になすを盛り、2をかけ、万能ねぎを散らす

 

ねっ? 簡単でしょう? 暑くないし、熱くないでしょう。焦げた風味には欠けるかもしれませんが、それはそれでさっぱりとした味になりそうです。

 

 

簡単なようでいて、おさえるところはちゃんとおさえてあるレシピ

ほかにも、様々な野菜を使ったポタージュとか、きのこの料理とか、ピーマンの肉詰めとか、簡単でおいしい料理がたくさんあります。私も作ってみたくなり、いくつか挑戦しました。

 

まず、ミックスきのこのマリネ

 

材料(2人分)
しめじ・・・・大1パック
まいたけ・・・1パック
エリンギ・・・1パック
にんにくの薄切り・・1かけ分
赤唐辛子(種をとる)・・・1本
オリーブ油・・・大さじ1/2
塩・・・小さじ1/2
パセリのみじん切り・・・大さじ2

 

【作り方】
1.しめじは石づきを落とし、小房に分ける。まいたけは小房に分ける。エリンギは縦横半分に切り、縦5mmに切る。

2.フライパンにオリーブ油、にんにく、赤唐辛子を入れて弱火で炒め、香りが出てきたら、1を入れて強火で4~5分炒める。水分がなくなったら、塩とこしょうで調味する。

3.火から下ろし、レモン汁、パセリを加えて混ぜる。

 

感心するのは、レシピの書き方です。簡単なようでいて、おさえるところはきちんとおさえています。たとえば、唐辛子は「種をとる」。これを忘れると、種だけ焦げたり辛くなりすぎたりします。にんにくは弱火で、きのこは強火でというのもその通りでしょう。にんにくは焦げると苦いし、きのこは弱火過ぎると水っぽくなります。

 

 

ごぼう料理のレパートリーを広げたい

暑い暑いと言っていないで 『くり返し作りたい一生もの野菜レシピ』を参考にして、私ならではの野菜料理レシピを作ってみようと思い立ちトライしてみました。

 

野菜は切り方ひとつで、風味が違ってくることも知りました。さらには、牛肉やたこと合わせてひとつになったレシピ「ねぎと牛肉のくたくた煮」とか「たこのねぎ塩だれのせ」なども作ってみたいと思います。

 

最後にひとつ、気づいたことがあります。私はごぼうの料理はキンピラくらいしか知りませんでした。レンコンはよく使うのですがなぜかごぼうは使いませんでした。何事も偏りはよくありません。

 

『くり返し作りたい一生もの野菜レシピ』には、「ごぼうと鶏肉のトマト煮」「ごぼうの豚肉巻き」「さんまとごぼうのかき揚げ」、「牛肉とごぼうの柳川風」、「ごぼうとベーコンの炒めもの」と豊富なごぼうのレシピがあります。

 

ごぼうをトマト煮にするなんて、考えたこともありませんでした。是非、やってみたいと思います。「野菜を食べて」と、頼んでも「俺はアオムシじゃない」と反抗する夫ですが、このレシピなら喜んでくれそうです。なにせ「一生もの野菜レシピ」というのですから…。

 

【書籍紹介】

くり返し作りたい一生もの野菜レシピ

著者: 石原洋子
発行:学研プラス

野菜には、その野菜ならではの持ち味をいかしたおいしい食べ方や調理法、定番料理がある。何度食べても食べ飽きない、やっぱり食べたい野菜レシピを満載。また、いろいろな野菜で作れる野菜がおいしい調理法も併せて紹介する。

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