フリーズドライと聞いて最初に思い浮かべるのは「味噌汁」でしょう。お湯を注ぐだけで具材の食感なども復活する驚きの技術ですが、その応用は多岐に渡ります。
数あるフリーズドライ製品のなかでも最近筆者が驚かされたのが、アスザックフーズの「ワインとまぜる サングリアの素」です。サングリアといえば、ワインにフルーツやリキュールなどを加えて2〜3時間ほど漬け込むお酒ですが、自分で作るとなると面倒なんですよね。
フリーズドライのサングリアの素の使い勝手や味はどうなのか? さっそくご紹介しましょう。
グラスに入れたらあとはワインを注ぐだけ
「ワインとまぜる サングリアの素」は、赤ワイン用と白ワイン用の2種類が選べます。赤ワイン用にはいちごとレモン、白ワイン用にはキウイとオレンジの果肉が入っており、使用するワインはいずれも120mlとなっています。
イチからサングリアを作るとなると、どうしてもワイン1本分で作ることが多くなりますが、ちょっと飲みたいときにも楽しめるのがいいですね。そういうときにはパウチタイプのワインを使うのがおすすめ。
グラスにサングリアの素を入れたら、分量のワインを注ぎ、よくかき混ぜて約1分待てば完成です。氷を入れるとよりおいしいそうなので、最後に氷を入れるのを忘れずに。
フリーズドライのサングリアのお味は?
あっという間に完成したサングリアですが、まずは赤ワインから。シナモンやクローブの香りがして、かなり期待度が高まります。
こ、これはウマい! スパイスの香りがしっかり立っているだけでなく、さまざまな果物の甘みも感じられます。どうやら、ももとパイナップルの濃縮果汁が使われているようです。人工甘味料や香料を使っていないので、かなりナチュラルなんですね。
白ワインのほうは、キウイやネーブルオレンジが入っており、もも、オレンジの果汁が使われています。こちらもきちんとスパイスがきいており、お店で飲むものよりもかなり味がしっかりしている印象です。
赤ワインのサングリアの素は冬場は温めてグリューワインに、白ワインのサングリアの素は紅茶にまぜるのもおすすめ。いずれも1食150円程度で売られているので、自分で作るよりもかなりコスパがいいですね。
休日のランチやホームパーティーはもちろん、アウトドアにワインと一緒に持参して、ちょっとおしゃれに楽しんでみるのもアリ。サングリアを飲みたいときに飲みたい分だけ作ってみましょう。