グルメ業界では食べ放題が一定の人気を得るなかで、最近特に注目を集めているのが「デザートブッフェ」です。大きな理由のひとつが、すっかりおなじみのトレンドワード。はい、“インスタ映え”です。提供するスイーツだけでなく、店内の装飾にもテーマ性をもたせて独自の雰囲気を演出するタイプが特に人気ですが、その先駆けといえるのが「ヒルトン・ホテル」。
新宿の「ヒルトン東京」で開催されたマリー・アントワネットの世界観をモチーフにしたフェアが有名ですが、スゴいのは新宿だけではありません。今夏、舞浜にある「ヒルトン東京ベイ」で、かなりアツいブッフェがはじまったので、詳しく紹介していきたいと思います。
史上最多の約40種類のメニューが楽しめる
というのも、「ヒルトン東京ベイ」はこの7月2日で30周年。アニバーサリーのプロジェクトを予定しており、今回のデザートブッフェはその第1弾とのこと。また、そもそもテーマ性を持ったデザートブッフェは2015年の7月からスタートしており、これまで累計8万人以上が来店しているとか。
そんな人気企画ですが、今回は30周年ということで開業当時の80年代をイメージした「アメリカンダイナー」と、リゾート感あふれる舞浜ならではの「ハワイアン」がコンセプト。そして同ホテル史上最多となる、約40種類のメニューを用意しているのです。
会場は思わず写真や動画を撮りたくなるような非日常空間。メニューにはスイーツのほかに軽食もあり、満足できること必至です。ということで注目料理を紹介していきましょう。
なかには、ペストリーシェフが目の前で「パイナップルセミフレッド」(セミフレッドとは半解凍状態のデザートのこと)作り、目の前でカットするというライブ感あふれる演出も。ただ食べるだけでなく、体験しながら楽しめるのも魅力となっています。