1皿目:意外な組み合わせのハーモニー
●大根おろし+醤油=◎
所長「いきなりおいしい! おもちに大根おろしがかかっているのがあるけれど、あれに近い感じ」
助手「さっぱり和風なテイストでいけますね。最初からなかなか好スタートじゃないでしょうか。この調子でいきましょう!」
●粒マスタード=×
所長「これは……。粒マスタードの酸味というかエグみが出ちゃってミスマッチ。粒マスタードはウインナーのような味の濃いものには合うけど、雪見だいふくのようなやさしい味のものには合わせてはダメなんだ……雪見だいふくをいじめている感じ」
助手「全然なじまないですね、これ……。はっきり言って、まずいです。この組み合わせはないですね」
●山椒=◎
所長「あ、これはいける! 私、元々山椒は好きなんだけど、この組み合わせは爽やかでいい感じ」
助手「意外と合いますね。こういう味のアイスがあってもおかしくないですよ。山椒の爽やかな辛さと雪見だいふくの甘さのハーモニーがグッドです」
2皿目:食感が重要なポイント
●紗々(さしゃ)=△
所長「雪見だいふくとチョコの組み合わせは鉄板でしょ。ロッテさんの紗々を刺してビジュアルも意識してみたけど、お味はどうかな?」
助手「うーん、味としては合うと思うんですけど、紗々が硬くて雪見だいふくのやわらかさと反発しちゃいますね」
所長「ちょっと歯ごたえが違いすぎるかな。もうちょっとやわらかい生チョコのようなタイプが合うかも」
●ベビースターラーメン=×
所長「見た目は結構よさげだったけど、食べてみるとインパクトが足りないかな。あと、口の中でベビースターラーメンが刺さる(笑)」
助手「それがアクセントになるかなと思ったんですけど、ダメでしたね。食感としては楽しい部分もあるんですが、味的にはそれほどでもないですね」
所長「あえてやる必要はないかな」
●かつお節+醤油=×
助手「これは、僕が考えたんですけど。かつお節って旨味しかないじゃないですか。だからいけると思うんですよ。自信作です!」
所長「うーん、シンプルにまずい! 雪見だいふくって魚介系と合わない感じがする」
助手「うーん、確かに合わないですね。かつお節単体だと感じないですけど、雪見だいふくと合わせると魚臭さが強く感じられますね」
所長「無理ねこれは……」
3皿目:雪見だいふくには酸味が鬼門?
●練り梅=×
所長「きゃ、まずい! 梅はちょっと……。粒マスタードのときも感じたけど、酸っぱいものと雪見だいふくの組み合わせはNGね」
助手「梅の酸味が強すぎますかね。ちょっと厳しい味です」
所長「もっと甘めの、はちみつが入った梅なら違うかな。いやそんなことないか……」
●ウインナー=○
助手「なんかこれ、見た目が不気味じゃないですか?」
所長「そう? ハロウィンを意識したんだけど。できればケチャップを少し散らせたかったな」
助手「まあ、食べてみるとファニーな味ですね。おもしろい味」
所長「そうね。お子さんウケしそうな味ね」
助手「見た目のインパクトとおもしろい味は、パーティ向きですかね。お盆にこれをいっぱいのせて運んでくると驚かれそう」
●たくあん=△
所長「味は特に邪魔な感じがないし、食感もちょうどいいんだけど、インパクトがないかな。このたくあん、短冊切りだけど、もっと細かいみじん切りならさらによかったかも」
助手「とにかく普通ですね。たくあんが思ったほど主張してきません。あんまりレシピとして意味が感じられませんね」