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ファストフード
2018/12/8 11:00

世界一のパスタシェフ監修! 「早い・旨いパスタ」のファストフードが流行る予感

お洒落でおいしくてバリエーション豊か。女性を中心に、パスタの人気は根強いですよね。そんななか、これまでにない新しいスタイルのパスタ専門店「PULS(プルス)」が、東京・恵比寿にオープンしました。なんでも、日本初のグルメパスタのファストフードレストランとのこと。それは気になる! ということで行ってみた内覧会の様子から、お店の魅力や特徴をレポートします。

 

料理もドリンクも、世界チャンピオンが監修

お店に行ってみてビックリしたことが2つあります。ひとつめは、監修しているシェフ。なんと、グルメ界では有名な山田剛嗣(やまだよしつぐ)さんです。山田シェフは、フランス料理の名店「ゴードン・ラムゼイ」など、世界の名だたるレストランで活躍。さらにはイタリアで開催された世界一のパスタシェフを決める大会「バリラ・パスタ・ワールドチャンピオンシップ」で、初代世界チャンピオンに輝いたほどの達人です。

↑世界を制した山田剛嗣シェフがメニューをプロデュース!

 

そんな山田シェフが「プルス」のすべてのフードとドリンクメニューをプロデュース。同店でしか食べられない、革新的で遊び心のあるパスタがズラリと並びます。

 

「早い×旨い」を実現した斬新な調理法

「パスタのファストフード」というからには、ファスト感も気になるところですよね。同店ではなんと、注文が入ってから提供までの時間は約3分! すべて乾麺を使っているのにこの早さは、あらかじめ麺を下茹でして急速冷蔵する独自の「プレボイル調法」によるもの。仕込み段階でベストコンディション直前の状態にしておくことで、クイックな提供と、できたてのおいしさの両立を可能にしているのです。

↑「プレボイル調法」では、パスタの茹で時間のうち半分を、事前に茹でておきます

 

ソースとの相性を追求し、8種類のメーカーから取り寄せている麺も見逃せません。ロングパスタは、表面がツルっとしたテフロンダイス、ショートパスタにはザラっとしたブロンズダイスを使用。ソースやトッピングも多彩で、自由に組み合わせる楽しさもあります。

 

↑香港スタイルのアラビアータ850円+食べるラー油100円。花山椒の香りとシビれを効かせた技ありの創作ピリ辛パスタです。オススメはペンネ

 

↑3種のにんにくのペペロンチーノ850円+追いにんにく(コンフィ)+100円。“3種”とは、みじん切り、にんにくコンフィ、フライドガーリックのこと。しっかり乳化させた、テクスチャーが絶妙なソースもおいしさの秘訣です。麺のオススメはスパゲッティ

 

↑卵黄たっぷりのカルボナーラ1000円+トリュフオイル+100円。あえて生クリームを使い、2倍の卵黄とともにコク深く仕上げた食べごたえのあるカルボナーラです。オススメはリガトーニ

 

↑追いニンニク、食べるラー油、無塩カルピスバターなど、ちょい足しもいっぱいできて楽しい!

 

ちなみに、パスタの基本ボリュームは85g。100円追加で100gのラージサイズに変更できます。

 

↑ファストフード店らしい雰囲気のトッピングコーナー

 

ただパスタを食べるだけではなく、カフェとしても使えたり、夜はワインとのマリアージュを味わえたり、いろいろ楽しめるのも面白いところ。今回はワインも山田シェフがチョイスしましたが、今後は、ソムリエに選んでもらうなどもしていくそうです。来年1月からはデリバリーも展開するとのことで、今後がますます楽しみですね!

 

↑オリジナルのコーヒーや紅茶をはじめ、カフェメニューも充実

 

↑日替わりのパンはすべて自家製。この日のパンは、フォカッチャ(200円)、カルツォーネ(500円)、エスプレッソロール(350円)の3種

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