無印良品のフードは、簡単調理でおいしく食べられるものが充実しています。化学調味料・合成着色料・香料不使用へのこだわりや素材を生かし、本場の味を追求することで、数々のヒット作も生み出してきました。ここではとくに人気のフードを、ジャンル別にリピ買い度順で紹介していきます。
今回は「ごはんにかける」部門。温めて、そのままご飯にかけるだけでプロ顔負けの丼などを作れるのが本シリーズ。こちらも和洋中バラエティに富んでおり、しっかりめの味付けでご飯が進みます。
【私が選びました!】
フードジャーナリスト・岩谷貴美さん
All Aboutグルメガイド。雑誌、ウェブ、ラジオ、テレビを中心に活躍するほか、企業のコンサルティングや商品開発なども手掛けます。和食、フレンチ、イタリアン、エスニックからスイーツまで、幅広いジャンルに精通しています。
【第4位】ごはんにかける 黒豚と大麦黒酢の酸辣湯
大麦黒酢がまろやかな酸辣湯のような味わい
価格:290円
中国の酸辣湯のように、酸味と辛さを調和。具には黒豚、たけのこ、黒きくらげなどを使い、大麦黒酢でまろやかな味に仕上げています。150g。
【岩谷さんのオススメコメント】
まろみのある爽やかさで食欲がないときに◎
「黒酢はややクセがあるものの、酸っぱい味が好きな人にはオススメ。まろみのある爽やかさが感じられるので、個人的には食欲がないときに食べたい味です」
【第3位】
ごはんにかける ルーロー飯
八角や山椒が効いた台湾屋台の定番
価格:350円
台湾屋台の定番料理、ルーローハンを再現できます。豚バラ肉を、八角や山椒などの香辛料と甘辛いタレで煮込んだ濃厚な味です。120g。
【岩谷さんのオススメコメント】
本場の屋台で食べたあの味をしっかり再現
「本場の屋台を思わせる独特の香りと、甘辛い味で完成度が高いです。ゆでたまごを添えるとまろやかさが加わるので、より現地に近い味になりますね」
【第2位】
ごはんにかける 牛すじとこんにゃくのぼっかけ
しょうがを効かせた甘辛い味付けが絶品
価格:350円
神戸・下町で考案されたと言われる家庭料理をイメージ。牛すじとこんにゃくを甘辛く煮込み、隠し味にしょうがを効かせています。150g。
【岩谷さんのオススメコメント】
しょうが入りで身体が温まるのもうれしい
「しょうががいい隠し味になっているだけでなく、身体が温まるので、寒い季節にもピッタリ。手間のかからない煮込み料理として、重宝しますね!」
【第1位】ごはんにかける 胡麻味噌担々スープ
ごまと豆板醤のうえに花椒を効かせた四川風
価格:290円
担々麺を手本に、白ごまのコクと豆板醤の辛味を生かしたスープ。中国山椒の花椒(ホワジャオ)油を使い、シビれのある四川風味にしています。160g。
【岩谷さんのオススメコメント】
人に教えたくなる
珍しい担々スープ
「コク深いごまの香りと、濃厚な味わいが秀逸です。担々麺はあってもご飯にかける用の担々スープは珍しいので、人に教えたくなりますね」
※:調理法:袋のまま湯せん(約4〜5分)、または容器に移して電子レンジで温める(500W:約2分)。ただし、「黒豚と大麦黒酢の酸辣湯」のみ、湯せんする場合は約3〜5分間温めます。
文/中山秀明