無印良品のフードは、簡単調理でおいしく食べられるものが充実しています。化学調味料・合成着色料・香料不使用へのこだわりや素材を生かし、本場の味を追求することで、数々のヒット作も生み出してきました。ここではとくに人気のフードを、ジャンル別にリピ買い度順で紹介していきます。
今回は、加熱してかけるだけ、温め不要で麺と和えるだけでOKの「麺用ソース」をご紹介。パスタ、中華麺、うどん用といった様々な麺に対応し、手作りしにくいメニューも簡単に作れます。
【私が選びました!】
フードジャーナリスト・岩谷貴美さん
All Aboutグルメガイド。雑誌、ウェブ、ラジオ、テレビを中心に活躍するほか、企業のコンサルティングや商品開発なども手掛けます。和食、フレンチ、イタリアン、エスニックからスイーツまで、幅広いジャンルに精通しています。
【その1】麺にかける カレーうどんスープ
かつおのだししょうゆとスパイスが見事に調和
価格:350円
調理法:袋のまま湯せん(約5〜7分)、または容器に移して電子レンジで温め(500W:約2分)、ゆでたてのうどんにかける
具材には豚肉、玉ねぎ、きのこなどを使用。かつお節の効いただししょうゆと、数種のスパイスを合わせたコクのある奥深い味のスープも特徴です。250g。
【岩谷さんのオススメコメント】
無印らしいスパイス感! 辛さのバランスも◎
「カレーが得意な無印良品ならではの、スパイスがしっかり効いた味。辛さのバランスがちょうどよく、幅広い世代に好まれそう! もっと具材が多いと、なおよしです」
【その2】素材を生かしたパスタソース ボンゴレ
白ワインとトマトで爽やかな香りをプラス
価格:390円
調理法:袋のまま湯せん(約2〜3分)、または容器に移して電子レンジで温め(500W:約1分30秒)、ゆでたてのパスタにかける
白ワインで香り付けしたあさりを使用。オイルベースのボンゴレビアンコながら、トマトを加えて爽やかな後味に仕上げています。110g。
【岩谷さんのオススメコメント】
弾力あるあさりが美味! 魚介風味はもっと濃くてもOK
「あさりはプリっとした弾力があっておいしいです。貝のだしもしっかり感じられるのですが、個人的には魚介の風味がもっと濃厚に出ていいかも、と思いました」
【その3】素材を生かしたパスタソース 国産牛と黒豚のボロネーゼ
素材同士の旨みが奏でる美味なるハーモニー
価格:290円
調理法:袋のまま湯せん(約2〜3分)、または容器に移して電子レンジで温め(500W:約1分30秒)、ゆでたてのパスタにかける
完熟トマトの甘さとソテーオニオンのコクが調和したソース。それでいてくどくなく、国産牛と黒豚の旨みが生きたシンプルな味わい。110g。
【岩谷さんのオススメコメント】
レトルトとは思えないハイクオリティな味
「オーソドックスな味ですが、レトルトのクオリティを超えたおいしさだと思います。牛肉と豚肉を両方使っているので味に奥行きがあり、万人ウケ間違いなし!」
【その4】
麺にかける ジャージャーソース
具だくさんで満足できる甘辛テイストのソース
価格:290円
調理法:袋のまま湯せん(約5〜7分)、または容器に移して電子レンジで温め(500W:約2分)、ゆでたての中華麺にかける
温めて麺にかけるだけの具材入りジャージャーソース。豚肉、玉ねぎ、にんじん、じゃがいもに、テンメンジャンを合わせ、甘辛いテイストに仕上げている。130g。
【岩谷さんのオススメコメント】
とろみがあって麺と絡み、あと引くおいしさ
「ソースにはテンメンジャンが効いていて、どろっとしたテクスチャーがいいですね。そのため麺との絡みもよく、あと引くおいしさです!」
【その5】あえるだけのパスタソース うにクリーム
生うにを贅沢に使った濃厚でクリーミーな味
価格:290円
調理法:ゆでたてのパスタにかけ、よく混ぜ合わせる
風味豊かな生うにを使い、濃厚でクリーミーな味に仕上げた贅沢なパスタソース。ソース自体は温め不要で、ゆで上げたパスタに絡めるだけで作れます。35.1g×2袋。
【岩谷さんのオススメコメント】
香り高いうにクリームがおいしくて常備したい
「うにの風味がしっかり出ているうえ、クリームとの相性も抜群。刻みのりが付いているところも気が利いていて、常備したくなる逸品です」
文/中山秀明