世界最大級のお酒の祭典、第 7 回VINEXPO(ヴィネクスポ)・香港が ついに開幕しました! 期間は5 月 24 日から 26 日まで。香港コンベンション&エキシビションセンターに、酒類の関係者が集まっています。
中国市場を狙ってお酒大国が大集結
VINEXPO(ヴィネクスポ)・香港は、ワイン、スピリッツ、日本酒、その他リキュールを展示する、アジア史上最多の品ぞろえを誇るイベント(出展者は1300以上!)。アジア・パシフィック地域全体のマーケット対応する展示会であり、なんといっても中国という巨大な市場を見据えたものです。
これまで中国においてワインは、ステータスシンボル的な存在でした。しかし昨今は低価格ワインが伸びており、いわゆる「日常酒」といて浸透してきている模様。そのビッグマーケットを狙って、フランスやイタリアはもちろん、チリやアルゼンチンなどワインどころの企業がバシバシ出展しているというわけです。
日本企業としても、「サントリー 登美の丘ワイナリー」がワイナリーとして出店していました。同ワインは、「世界を感動させる日本ワインを」というスローガンを掲げており、国産ぶどう100%のワインを提供。
このVINEXPO(ヴィネクスポ)出展を「(サントリーは)昨年5月からシンガポールに輸出を開始しており、さらに世界中のお客様に当社ワインを楽しんでもらえる日を目指しての第一歩です」(担当者)としており、その飛躍がますます期待されます。
代表的な出展商品は「登美 赤2010」。こちらは2014年国産ワインコンクールの金賞ワインで、その飲み口はしなやかにして力強い。「日本ワインここにあり」を高らかに宣言する1本です。
ワインというカテゴリにおいては、まだまだ日本産ワインの認知度はそれほど高くない現状ですが、「登美の丘ワイナリー」には、地元香港のプレスや、世界各国のプレスが列をなし、試飲を繰り返していました!
日本酒狙いでGetNaviチームも現地取材中!
GetNavi/GetNavi webとしては特に「日本酒」に注目して取材を行っております。なぜなら、このVINEXPO(ヴィネクスポ)に「日本酒」関連の出展があるのは初めてだから! ここ香港でも日本酒への注目度は年々高まっており、日本料理が楽しめるレストランでは、地酒の提供もちらほら。
今回はなかでもピックアップしたいのは、元サッカー日本代表の中田英寿さんが手がけた「日本酒セラー」の発表! 詳しくは本日の夜に記事をアップするので、楽しみにしていてください。
なお、このVINEXPO、 今年の11月15日~16日には、東京の「ザ・プリンス・パークタワー東京」でも開催されることが発表済み。世界中のお酒に会えるいい機会ですのでチェックしてみてください!
【URL】
VINEXPO(ヴィネクスポ)・香港 http://www.vinexpohongkong.com/en/
VINEXPO(ヴィネクスポ)・東京 http://www.vinexpotokyo.com/ja/