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2019/12/25 17:40

「効能感」の差別化で大ヒットの兆し! 「のど飴業界初」多数のカンロの新作「ドクタープラス」に隠されたこだわり

あえて「鼻」ではなく「のどの奥」で広がる爽快感を狙った

応えてくれたのは、マーケティング本部の平野修司さん。商品の具体的な内容の前に、どれぐらいの反響なのか。その理由も含めて聞いてみました。

 

↑カンロのマーケティング本部、第2ブランド室長の平野修司さん

 

「新作の『ドクタープラス』は今年の9月24日に全国発売し、弊社への問い合わせがのど飴のなかではトップレベルの多さ。大きな反響になっていると感じています。今年の9月は例年以上に、そして予想を超える暑さでしたよね。それもあって、ここまで伸長するとは思っていませんでした。反響がよかった理由は、効能感のニーズが高まっているという傾向に加え、商品イメージがお客様に伝わりやすかったからだと思います」(平野さん)

 

以前の「健康のど飴ドクタープラス」では訴求していなかった、“のど直感”という訴求点をストレートに伝える商品名やパッケージに刷新したことも功を奏したとか。

 

「以前からあった『すっきり爽快』という効能感の商品に加え、新たに『じんわり潤う』という効能感に仕上げているのが、アップルジンジャー味の『ドクタープラス のど直感じんわり飴』です。気温がいっそう下がる11月からは、このじんわり飴のシェアがだんだん大きくなってきていますね。これも予想通りです」(平野さん)

 

↑「ドクタープラス のど直感じんわり飴」は暖色のデザインが印象的。冬にぴったりなイメージが伝わってきます

 

ではなぜ、のどの奥で感じるのでしょうか。

 

「研究を重ね、入っている成分の配合にこだわった結果ですね。他社ののど飴にはない本格的な仕上がりになったと思っています。自社の商品と比較しても同様ですね。たとえば『ノンシュガースーパーメントールのど飴』は、スースーとした爽快感が鼻に抜けるタイプの方向性。一方『ドクタープラス のど直感すっきり飴』はあえて鼻に抜けず、のどの奥でスースー感が広がるように設計しているんです」(平野さん)

 

のど飴ではこれまで、梅、はちみつ、レモンなどフレーバー別に展開する商品はあったものの、今回のように「すっきり爽快」「じんわり潤う」と、官能的な方向性で分けたのもポイントです、と平野さん。

 

↑「体感型の本格的なのど飴の需要はまだまだありますし、これからもっと伸びると思います!」と平野さん

 

「業界初といえば、『AskDoctors(アスクドクターズ)医師の確認済み商品』マークの取得に関しては、『ドクタープラス』がキャンディ業界では初めてです。日本最大級の医療従事者向け専門サイト「m3.com」会員の医師100名のうち、93%が勧めたいと評価いただきました」(平野さん)

 

感じ方は人それぞれではあるものの、今回採用しているホップエキスもポイントだとか。カンロでは今後もホップに注目し、研究を進めていくそうです。

 

↑こちらは筆者が以前取材した、キリンによる凍結ホップの体験会。クラフトビールのトレンドとともに、ホップの認知は広がっています

 

なお、本製品関連では、ユニークなイベントも「のど飴の日」に開催されました。

↑イベント会場は「渋谷モディ」1階入口前の広場

 

「のど飴の日」というのは「いい(11)ひと(1)こ(5)え」にちなんだ11月15日で、行われた菓子食品分野で初めて「のど飴」と名の付く「健康のど飴」を発売したカンロが、発売30周年にあたる2011年に制定した記念日。

11月15日と16日には、全身でジェット噴射を浴び、その瞬間の顔の写真を劇画タッチのマンガとコラージュしてもらえるという催しが行われ、活況を呈しました。

 

【フォトギャラリー(GetNavi webにてご覧になれます)】

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