グルメ
2016/7/6 16:19

飛行機の待ち時間は寿司でプチ贅沢! 新鮮&安旨が人気の羽田国際線ターミナル「ありそ鮨し」【回転寿司の名店】

江戸前寿司の起源といえば屋台寿司。その伝統を受け継ぐ立ち食い寿司の店が、近年人気を集めている。対して、安くておいしい庶民の味である回転寿司には、大手チェーンだけでなく、独立店あるいは小規模チェーンとしてオリジナリティのある店が多い。また、回転レーンなしで客の注文に丁寧に応えつつ、安さとうまさを両立する老舗からも目を離してはいけない。

 

本稿では、“名店”と評判の立ち食い寿司店や回転寿司店を紹介していく。首都圏を中心に安定した人気を誇る店、北海道や石川など地方から鳴り物入りで進出してきた店、町場の店に匹敵するサービスと味を提供する店など、様々な営業スタイルをもつ店を網羅。店舗の看板メニューやサイドメニュー、店内・外観の写真を豊富に織り交ぜ、店のこだわりと魅力を余すところなくお伝えしよう。

 

■本日のお店

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ありそ鮨し

【店舗情報】

住所:東京都大田区羽田空港2-6-5 国際線ターミナル4F江戸小路内

交通:京急空港線 羽田空港国際線ターミナル駅徒歩2分

スタイル:回転寿司

 

日本海で獲れた新鮮な魚介を使って絶品の味わいを提供!

↑板前おまかせ五貫(価格はネタにより変動) その日に仕入れた魚の中から特にオススメのネタを提供。写真上からあおりいか、あじ、しらうお、かわはぎ、白もさえび
↑板前おまかせ五貫(価格はネタにより変動) その日に仕入れた魚の中から特にオススメのネタを提供。写真上からあおりいか、あじ、しらうお、かわはぎ、白もさえび

 

羽田空港国際線ターミナルにある「ありそ鮨し」は、天然モノにこだわったネタが人気だ。

↑のどぐろ/一貫(410円) 全国の漁港から築地に届く、鮮度抜群の高級魚「のどぐろ」を握りに。同店ではすだちと塩でいただく。濃厚な脂のうまみがすだちで引き立ち、爽やかなあと味を醸し出す
↑のどぐろ/一貫(410円) 全国の漁港から築地に届く、鮮度抜群の高級魚「のどぐろ」を握りに。同店ではすだちと塩でいただく。濃厚な脂のうまみがすだちで引き立ち、爽やかなあと味を醸し出す

 

福井県の有名料理旅館が手掛ける店ゆえに、特に地元三国港から直送される魚介が魅力。日によって越前ガニなどの有名ネタはもちろん、従来は地産地消だった魚も入ってくる。

↑活〆神経抜きあじ/二貫(410円) 魚を〆たあとに、延髄に沿って走る神経を抜く。この技によって鮮度を維持できる。食べてみると、あじ独特のうまみが濃厚で、しかも味にみずみずしさが感じられる
↑活〆神経抜きあじ/二貫(410円) 魚を〆たあとに、延髄に沿って走る神経を抜く。この技によって鮮度を維持できる。食べてみると、あじ独特のうまみが濃厚で、しかも味にみずみずしさが感じられる

 

高級魚で知られるのどぐろや白もさえびもまさに地の魚。のどぐろの脂のジューシーさ、白もさえびの弾ける食感と濃厚なうまみ・甘みには唸らされる。もちろん築地で仕入れる魚も申し分ない鮮度だ。

↑白もさえび/二貫(572円) 前の夜に福井の海で獲れた白もさえびが、翌日にはカウンターに並ぶ。甘えびの甘みにうまみが乗った味わい、プリプリの食感は、一度食べるとやみつきに
↑白もさえび/二貫(572円) 前の夜に福井の海で獲れた白もさえびが、翌日にはカウンターに並ぶ。甘えびの甘みにうまみが乗った味わい、プリプリの食感は、一度食べるとやみつきに

 

なお、同店は注文握り中心だが、夜の繁盛期はレーンを回す。店内では経験豊富な板前が英語などで海外の客と会話。「ありそ鮨し」は日本の玄関口の寿司店として、本格派の味で幅広い客をもてなしている。