2021年9月に創立40周年(法人事業開始。1号店は1973年に開業)を迎えるファミリーマート。アニバーサリーイヤーということで、例年以上に力を入れていくようです。具体的にどんなことを行うのか、目玉のアイテムなどとともに紹介していきましょう。
新感覚のホットスナックが発売
40周年の合言葉としてファミリーマートが掲げたのは「ファミマる。」。そのうえで、今年は「40のいいこと!?」に取り組むことが発表されました。これは5つのキーワードに基づくもので、たとえば1つめは「もっと美味しく」。3月2日に新発売された「クリスピーチキン」を第1弾に、定番の進化と新たなスタンダートとなる商品開発に注力していくそうです。
発売日に店舗へ行ったところ、やはり「クリスピーチキン」が売られていました。その特徴は、新鮮な鶏むね肉を使いしっとりやわらかく仕上げていること、特別な製造工程を採用してカリッとした食感の衣を楽しめるとともに、踊る衣を表現していることなど。実際に食べて、味わいに迫ります。
まずはプレーンから。衣に凹凸があるため、確かにカリッとしていてクリスピー。ところどころで厚みがあるものの、もっさりした食感ではなく、おいしく味わえます。それ以上に厚みがあるのが肉で、ほどよい塩味とスパイシー感のあるテイスト。フライドチキンとも、とり天とも異なる新感覚のホットスナックだと思います。
ハバネロホットは、かなり攻めた辛さが印象的。さすがにハバネロを使っているだけあって、余韻としても舌にビリッと残る刺激があります。それでいて衣と肉のうまみも感じられ、ただ辛いだけではありません。ビールやレモンサワーなど、爽快なお酒によく合うと感じました。
「ファミチキ」は脂がのったもも肉を使っているので身はジューシー、衣はきめ細やかで薄く、胡椒などが効いたスパイシーな味付け。食べ比べてみるとその差がよくわかります。食感は「クリスピーチキン」がカリッと、「ファミチキ」がサクッとしているところが違いだといえるでしょう。
では、キーワード2つ目は?