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2016/8/19 21:38

新米社長が世界最大の日本酒コンペで大金星!! 「茨城旋風」はなぜ起きた?

本当においしい日本酒と巡り会えるチャンスが増えるように――。そんなコンセプトのもと、一般に流通している日本酒のみを厳正な審査で評価し、ランキングで発表する世界最大のコンペが「SAKE COMPETITION 2016」(サケコンペティション2016)です。完全に銘柄を隠し、お酒の中身だけを日本酒のエキスパートたちがガチンコで審査。今年は5カテゴリ(※)で、世界一おいしい日本酒が決まりました。

※純米酒部門、純米吟醸部門、純米大吟醸部門、吟醸部門、Super Premium部門の5カテゴリー

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↑各部門の1位に輝いた5銘柄。左から、純米酒部門1位の「あたごのまつ 特別純米」(宮城県)、純米吟醸部門1位の「勝山 純米吟醸 献」(宮城県)、純米大吟醸部門1位の「愛友 純米大吟醸」(茨城県)、吟醸部門1位の「但馬 大吟醸」(兵庫県)、Super Premium部門1位の「来福 超精米 純米大吟醸」(茨城県)

 

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10位以内に入ったのは宮城県の銘柄が最多

5回目となる今年は全国416 蔵(海外蔵7場)から、世界最多となる1483(海外出品数21点)点が出品されました。そのなかからGOLD受賞(10位以内)を県単位で見ると、「伯楽星」の新澤醸造店(純米酒部門1位を含め5点)や、「勝山」(純米吟醸部門1位を含め3点)の仙台伊澤家勝山酒造をはじめとする宮城県が最多(全10点)。以降、茨城県が4点、福島県が4点と続いています。

 

全国的には有名でない銘柄の受賞も目立つ

市販酒限定とあって、同コンペとの双璧をなす「全国新酒鑑評会」とは少し違った結果が見えてくるのも「SAKE COMPETITION」の面白いところ。吟醸部門1位の「但馬」(此の友酒造/兵庫)や純米大吟醸部門1位の「愛友」(愛友酒造/茨城)といった全国的にはさほど有名ではない銘柄の受賞も、すでに日本酒愛好家たちの間で話題になっています。なお、各部門の1~10位のランキングは、この記事の最後にまとめてありますので、興味のある方はチェックしてみてください。

 

「茨城旋風」を巻き起こした二蔵にインタビューを敢行!

Get Navi webでは、今年から新設されたSuper Premium部門(※)で1位に輝いた「来福 超精米 純米大吟醸/来福酒造」、前述した純米大吟醸部門1位の「愛友 純米大吟醸/愛友酒造」の両蔵元にインタビューを敢行。両蔵ともに、これから銘醸地として注目される茨城県下の酒蔵さんです。なぜ名だたる銘柄を押しのけてトップに立つことができたのか。インタビューから、その理由をひもといていきましょう。

※特定名称酒に限らず720mlで小売価格が外税8000円以上、1800mlで外税1万5000円以上の清酒

 

インタビューその1

■Super Premium部門1位/来福酒造「来福 超精米 純米大吟醸」

花酵母や多彩な酒米を駆使して醸す“挑戦”の蔵

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来福酒造(茨城県)

代表取締役

藤村俊文さん

来福酒造は“挑戦”の酒蔵。花酵母をはじめとするさまざまな酵母、そして約20種類の酒米を使い、さまざまな商品を展開しています。主力銘柄の「来福」は、大吟醸を醸すような小仕込みで丁寧に造られています。その中でも、もっとも高級酒となる「来福 超精米 純米大吟醸」での受賞。8%精米という、お米を磨きまくったお酒を醸すようになった経緯も伺いました。

 

「使い物にならない米」を磨きに磨いて行き着いた味

ーーまずは受賞の感想から教えてください。

藤村 個人的にも日本で一番のコンペだと思っている「SAKE COMPETITION」での受賞なので、本当に最高の気分です

ーー受賞作「来福 超精米 純米大吟醸」は、精米歩合8%(お米の92%を削り取る)という高精米のお酒。どのような思いが込められているお酒なのでしょうか?

藤村 茨城県の酒造好適米「ヒタチニシキ」が平成15年に出来たんですが、硬くて使い物にならない、県下の蔵も敬遠する米だったんですね。そこで私なりの使い方を考えようと、25%精米のお酒から取り組みが始まりました。たくさん磨くことによってお米をたくさん仕入れることになるので、生産者の農家にも貢献できますからね。他の蔵がやっていない、新たなジャンルを構築したいという想いでチャレンジを続け、5年前に8%精米の「来福 超精米 純米大吟醸」を完成させました

ーー勝因は何でしょうか?

藤村 この部門は全国の名だたる銘酒の中からさらに最高の商品が出品されるので、まったく予想していなかった結果でした。あえて勝因を挙げるとするなら、高精白米ということで味が綺麗になることは間違いないわけですから、雑味のないすっきりした酒質という部分を評価していただけたのではないでしょうか。また、特徴として、透明感のある味わいながら、しっかり旨みが残ったお酒だと思います。米粒が小さいのでよく麹菌が入り込み、味はよく出るんですよ。飲まれた方からは、「予想以上に味が出ているね」という感想を多くいただきます。

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↑「来福 超精米 純米大吟醸」(720ml8640 円)

 

批判する者をお酒の味でねじふせた

ーー“超精米”の商品を開発したことで、得られたことは何ですか?

藤村 やったこともないのに批判する人を、出来上がったお酒で黙らせたことでしょうか(笑)。日本酒業界には、例えば精米歩合は40%が限界だとか、固定概念を持った人が多いんですよね。古い考えの鑑定官からは、精米歩合8%のこのお酒に対して「こんなことやって何になるんだ」って批判をさんざん受けました。でも実際に飲んでいただいた方の評価は、まったく違うものでしたね。

ーーどんなシーンで飲んで欲しいお酒ですか?

藤村 やはり特別なお酒ですので、ワイングラスで大切な方と一緒に飲んでいただきたいですね。ぜひ高級店のリストやファーストクラスに入って、ご提供できたらうれしいです。

ーー挑戦を続ける来福さんが見据える今後の展望を教えてください。

藤村 もっともっと全商品のクオリティをアップしていきたいですね。常に現状には満足していないので、新しい米や酵母を使うなど、さらに新しい取り組みをスタッフと協議しながらやっています。時代の流れによって食生活も変わってきていますので、さまざまなシチュエーションで提供できるお酒を「来福」で表現していきたいです。

 

来福は「どれを飲んでも平均点以上」と評する人が多い、信頼と安定の銘柄。なかでも、この「来福 超精米 純米大吟醸」は平均点を遥かに超えています。“超精白”という驚異のジャンルにいち早く挑戦したその澄みきった味わいを、ぜひ体感してみてください。

 

インタビューその2

■純米大吟醸部門1位/愛友酒造「愛友 純米大吟醸」

初出品ながら「どうしても造りたかった」お酒で栄冠を勝ち取る

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愛友酒造

代表取締役

兼平理香子さん

愛友酒造は鹿島神宮の御神酒醸造元。全国新酒鑑評会金賞や県知事賞など実績のある酒蔵ですが、「SAKE COMPETITION」には今年初出品。デビューから2度目の造りとなった新商品が、見事栄冠を勝ち取りました。昨年の12月に社長に就任した兼平理香子(かねひら・りかこ)さんが、「どうしても造りたかった」と語る「愛友 純米大吟醸」とは、いったいどんなお酒で、どんな想いが込められているのかうかがいました。

 

ーーまずは受賞の感想から教えてください。

兼平 実は急用が入ってしまい、表彰式には間に合わなかったんですね。表彰が終わってから会場に到着して、受付の方に「遅れてすみません」と言ったら「急いでください!」と言われて。そこではじめて1位の受賞を知った次第でして……。まだ信じられない気持ちです。

ーー「SAKE COMPETITION」には今年が初出品だったそうですね。

兼平 はい。弊社は実行委員のはせがわ酒店さんともお取り引きがありませんし、「私たちが出してもね……」と出品には気後れしていたんです。去年もご案内はいただいたのですが、迷っているうちに締め切りが過ぎてしまって…(笑)

ーー受賞作で、技術的に難しかった点はどこでしょうか?

兼平 すみません、実は技術的なことはちょっと……。私は昨年12月に社長になったばかりで、蔵に入ったのは8年前。それまでは、別の場所で、まったく違う仕事をしていました。母がひとりでやっていたので休みの日に手伝っていたら、いつの間にか……。だからまだ、お酒のことはあんまり詳しくないんです(笑)。

ーーお母さんから社長を受け継いだということは、女系が続いたお蔵さんなんですね。

兼平 そうですね。父が早く亡くなったもので、それからはずっと母が切り盛りしていました。苦労したと思います。東日本大震災もありましたし、お酒の業界としても変化の多い時代を過ごしてきました。だから、逆に父がやっていなくてよかったのだと思います。男の人って、野望を抱くじゃないですか。でも、蔵を地道に守り続けてこれたのは、余計なことを考えず、目の前のことに打ち込む女性だから出来たのかなと思いますね。

ーー受賞作には、どのような思いが込められているのでしょうか?

兼平 私が社長に就任してから造りはじめた高級酒で、26BY(2014~2015年シーズン)にデビューしたお酒です。ある程度お値段のするお酒で、本当は最需要期の年末にも売りたかったのですが、初年度は9月に完売してしまいました。ですから、今年は少し量を増やし、生産者に嘆願書を提出して何とかお米を確保して造りました。

 

使っている酒米は備前(岡山県)の雄町(おまち)。なぜか理由はわからないのですが、私は雄町というお米にすごく思い入れがあるんです。雄町って、いちどは「幻の酒米」となっていたものを復活させたお米と聞いていたもので。でも、2年前はちょうど杜氏が入れ替わった時期で、杜氏が環境に慣れていない状態。さらに雄町米は、その杜氏がいままで触ったことのない酒米で、仕込むことに不安もあったようです。でも、「どうしても雄町で造って欲しい!」とお願いして、このお酒が出来上がりました。

↑「愛友 純米大吟醸」(720ml2500円/1.8ℓ5000円)
↑「愛友 純米大吟醸」(720ml2500円/1.8ℓ5000円)

 

ーー兼平さんが思う、「愛友 純米大吟醸」の特徴とは?

兼平 香りが華やかで、濃醇でコクのある味わいです。今年も前回の造りの味わいを目指して欲しい、と杜氏にお願いして造ってもらいました。販売の現場では、手ごたえはあったんです。蔵見学のお土産で買って帰るには少し高いお酒で、試飲をおすすめしても、はじめは「高いし、味がわからないから」と遠慮されることも多くて。でも、いちど試飲していただくと、「おいしいね」と買って帰ってくださるお客さまが多いんです。でもまさか、「SAKE COMPETITION」で1位になるとは……。

ーーこれから挑戦したいことはありますか?

兼平 蔵の中で改善しなければいけないことが山ほどあって、どこから手をつければいいか……という感じですね。どんどん酒造りが少人数になっているんですが、そうした体制でも造りが上手くいくように設備を整え、余裕をもって時代の変化に対応していきたいと思っています。「昔ながら」も大事ですけど、挑戦も必要。それがどんなことなのか、色々な方のアドバイスをいただきながら、考えているところです。例えば、私の代わりに表彰を受けていただいた茨城県工業技術センターの武田文宣先生は、本当に熱心で。遠くから早朝にクルマを飛ばして来て、造りの相談に乗ってくださったり、県内の蔵元に技術交流を熱心に呼びかけたり。そんな武田先生や他のお蔵さんからもっと勉強して、人と人を繋げるお酒を造っていけたらと思っています。

↑写真中央が、茨城県工業技術センターの武田文宣さん(中央)。受賞の代役を務めました
↑写真中央が、茨城県工業技術センターの武田文宣さん(中央)。表彰式に間に合わなかった兼平さんに代わって受賞の代役を務めました

 

銘柄の「愛友」とは、「四海皆兄弟」(世界中の人はみな兄弟である)という想いを言い表した言葉。世界でも十分に通用する日本一の純米大吟醸を囲めば、言語や国境を超えて通じ合えるはず。ウンチクを語る前に、そのおいしさを楽しんでください。

 

蔵の意識の高さと技術指導員の存在が酒質を向上させた

今回は茨城の受賞蔵をピックアップしましたが、県下の銘柄が高く評価されている現状を、愛友酒造の兼平さんは「県技術センターの先生の熱意も大きな要因」と分析。業界全体で酒質が向上している背景には、蔵の酒造りに対する情熱と意識の高さ、それを陰で支える技術指導員の存在もあるようです。

 

そして技術向上の先にある、蔵の個性とプライド――。「SAKE COMPETITION 2016」の受賞結果を見ても、現代酒質を生み出した「十四代」(純米吟醸部門6位、純米大吟醸部門4位、吟醸部門9位)、「飛喜露」(純米酒部門5位)はしっかりランクイン。その存在感は、まだまだ健在です。また、すでに受賞常連となった「廣戸川」(純米酒部門2位/ダイナースクラブ若手奨励賞)、そして若干20代の蔵元杜氏が醸す「赤武」(純米吟醸部門4位)など、新世代の造り手のお酒も評価されています。

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↑「廣戸川」を醸す松崎佑行(右)さん。純米酒部門2位とダイナースクラブ若手奨励賞を受賞しました

 

今年の受賞酒の中では、すでに入手困難になってしまった銘柄もありますが、飲食店や酒販店で見つけたらぜひオーダーしてみてください。ここに掲載されている銘柄は、1位に限らずどれを飲んでも間違いなし。そのおいしさの違いを、ぜひ味わってみてください!

 

SAKE COMPETITION 2016各部門の結果(1位~10位)

【純米酒部門】

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※部門の出品条件:特定名称「純米酒」表示がされている清酒。または「特別純米酒」や「山廃純米酒」、「生もと純米酒」も出品可能です

1位 宮城県大崎市・新澤醸造店「あたごのまつ 特別純米」

2位 福島県岩瀬郡・松崎酒造店「廣戸川 特別純米」

3位 広島県呉市・榎酒造「華鳩 杜氏自ら育てた米で醸した特別純米」

4位 宮城県大崎市・新澤醸造店「あたごのまつ 特別純米 ひより」

5位 福島県河沼郡・廣木酒造本店「飛露喜 特別純米」

6位 宮城県仙台市・仙台伊澤家勝山酒造「戦勝政宗 特別純米」

7位 宮城県大崎市・新澤醸造店「伯楽星 特別純米」

8位 福島県白河市・有賀醸造「陣屋 特別純米」

9位 高知県高知市・酔鯨酒造「酔鯨 純米 吟の夢60%」

10位 茨城県結城市・結城酒造「富久福 特別純米 山田錦」

 

【純米吟醸部門】

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※部門の出品条件:特定名称「純米吟醸」表示がされている清酒。「山廃純米吟醸」や「生もと純米吟醸」また「吟醸純米」など「純米吟醸酒」と判断できる表示でも出品は可能です

1位 宮城県仙台市・仙台伊澤家勝山酒造「勝山 純米吟醸 献」

2位 栃木県芳賀郡・外池酒造「望bo:純米吟醸 瓶燗火入れ」

3位 山口県萩市・澄川酒造「東洋美人 純米吟醸 50」

4位 岩手県盛岡市・赤武酒造「赤武 純米吟醸」

5位 宮城県大崎市・寒梅酒造「宮寒梅 純米吟醸 45%」

6位 山形県村山市・高木酒造「十四代 中取り純米吟醸 山田錦」

7位 宮城県仙台市・仙台伊澤家勝山酒造「戦勝政宗 純米吟醸」

8位 愛媛県西条市・石鎚酒造「石鎚 純米吟醸 雄町」

9位 佐賀県小城市・天山酒造「七田 純米吟醸 雄町50」

10位 宮城県大崎市・新澤醸造店「横濱 純米吟醸」

 

【純米大吟醸部門】

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※部門の出品条件:特定名称「純米大吟醸」表示がされている清酒。「山廃純米大吟醸」や「生もと純米大吟醸」また「大吟醸純米」など「純米大吟醸酒」と判断できる表示でも出品は可能です

1位 茨城県潮来市・愛友酒造「愛友 純米大吟醸」

2位 高知県高岡郡・司牡丹酒造「司牡丹 槽掛け滴酒 純米大吟醸 原酒」

3位 福島県会津若松市・鶴乃江酒造「会津中将 純米大吟醸 特醸酒」

4位 山形県村山市・高木酒造「十四代 龍月 純米大吟醸」

5位 宮城県栗原郡・金の井酒造「綿屋 純米大吟醸 酒界浪漫」

6位 愛媛県西条市・石鎚酒造「石鎚 純米大吟醸」

7位 山口県岩国市・酒井酒造「五橋 純米大吟醸」

8位 佐賀県鹿島市・幸姫酒造「幸姫 純米大吟醸 雫しぼり」

9位 愛媛県西尾市・山崎「出品酒 幻々 純米大吟醸原酒」

10位 岩手県二戸市・南部美人「南部美人 純米大吟醸」

 

【吟醸部門】

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※部門の出品条件:特定名称「吟醸」または「大吟醸」表示がされている清酒。「山廃吟醸・大吟醸」や「生もと吟醸・大吟醸」も出品可能です

1位 兵庫県朝来市・此の友酒造「但馬 大吟醸」

2位 茨城県石岡市・白菊酒造「平成二十六年全国新酒鑑評会 白菊 金賞受賞 大吟醸原酒」

3位 山梨県北杜市・山梨銘醸「七賢 鑑評会出品酒 大吟醸」

4位 兵庫県神戸市・櫻正宗「瀧鯉 大吟醸」

5位 高知県高岡郡・司牡丹酒造「司牡丹 大吟醸 黒金屋」

6位 佐賀県小城市・天山酒造「飛天山 大吟醸」

7位 和歌山県海南市・平和酒造「紀土 大吟醸」

8位 和歌山県和歌山市・世界一統「南方 大吟醸 極撰」

9位 山形県村山市・高木酒造「十四代 中取り大吟醸」

10位 山口県萩市・澄川酒造場「東洋美人 山廃吟醸」

 

【Super Premium部門】

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※部門の出品条件:特定名称酒に限らず720mlで小売価格が8000円(外税)以上、1800mlで1万5000円(外税)以上の清酒

1位 茨城県筑西市・来福酒造「来福 超精米 純米大吟醸」

2位 三重県鈴鹿市・清水清三郎商店「作 大智 大吟醸 滴取り」

3位 宮城県大崎市・新澤醸造店「残響 Super7」

 

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