グルメ
お酒
2017/6/5 18:09

「世界一の日本酒」が決定! 今年はなぜかガンダムファンが喜ぶ結果に?「SAKE COMPETITION 2017」結果速報

出品数最多、事実上の世界一の日本酒を決めるコンペの結果を発表!

「SAKE COMPETITION(サケコンペティション) 」は、市販酒を対象とした事実上の世界一の日本酒を決めるコンペ。2012年からスタートし、今年で6回目を迎えます。総出品数は、世界最多の 1730点。これが純米酒、純米吟醸、純米大吟醸、吟醸、Super Premium、発泡清酒の6カテゴリに分けられ、技術指導者、有識者、蔵元からなる予審31名、決審37名の審査員によるブラインドで審査が行われました。

↑審査の様子
↑審査の様子

 

その結果、TOP10にGOLD、GOLD以下上位10%にSILVERの各賞が決定し、6月5日に発表されました。GOLDの結果は以下の通りです。

 

【純 米 酒 部 門】

GOLD 10点/SILVER 35点/予審通過 176点/部門出品数 448点

20170605-s2 (5)

1位 三重 清水清三郎商店株式会社 「作 穂乃智」

2位 三重 清水清三郎商店株式会社 「作 玄乃智」

3位 広島 相原酒造株式会社 「雨後の月 特別純米 呉未希米」

4位 静岡 株式会社土井酒造場 「開運 純米 山田錦」

5位 宮城 株式会社山和酒造店 「山和 特別純米」

6位 宮城 株式会社新澤醸造店 「伯楽星 特別純米」

7位 福島 合資会社廣木酒造本店 「飛露喜 特別純米」

8位 高知 有限会社濵川商店 「美丈夫 純米 慎太郎」

9位 福島 松崎酒造店 「廣戸川 特別純米」

10位 高知 有限会社濵川商店 「美丈夫 特別純米酒」

 

【純 米 吟 醸 部 門】

GOLD 10点/SILVER 42点/予審通過 173点/部門出品数 518点

20170605-s2 (6)

1位 高知 有限会社仙頭酒造場 「土佐しらぎく 純米吟醸 山田錦」

2位 宮城 仙台伊澤家 勝山酒造株式会社 「勝山 純米吟醸 献」

3位 高知 有限会社濵川商店 美丈夫 「純米吟醸 弥太郎」

4位 三重 清水清三郎商店株式会社 「作 奏乃智」

5位 福島 合資会社廣木酒造本店 「飛露喜 純米吟醸」

6位 宮城 株式会社新澤醸造店 「伯楽星 純米吟醸」

7位 山形 高木酒造株式会社 「十四代 中取り純米吟醸 愛山」

8位 三重 清水清三郎商店株式会社 「作 恵乃智」

9位 新潟 加茂錦酒造株式会社 「加茂錦 ロゴラベル 純米吟醸 瓶火入れ」

10位 群馬 聖酒造株式会社 「聖 山田錦 純米吟醸」

 

【純 米 大 吟 醸 部 門】

GOLD 10点/SILVER 32点/予審通過 158点/部門出品数 414点

20170605-s2 (4)

1位 静岡 株式会社土井酒造場 「開運 純米大吟醸」

2位 千葉 小泉酒造合資会社 「東魁盛 純米大吟醸 斗瓶取り」

3位 栃木 小林酒造株式会社 「鳳凰美田 別誂至高」

4位 岩手 株式会社南部美人 「南部美人 純米大吟醸 結の香」

5位 福岡 株式会社篠崎 「比良松 純米大吟醸 挑む」

6位 福島 名倉山酒造株式会社 「名倉山 純米大吟醸 鑑評会出品酒」

7位 栃木 株式会社虎屋本店 「菊 純米大吟醸」

8位 福島 末廣酒造株式会社 「末廣 純米大吟醸 玄宰」

9位 秋田 日の丸醸造株式会社 「まんさくの花 純米大吟醸 山田45」

10位 岩手 株式会社南部美人 「南部美人 純米大吟醸」

 

【吟 醸 部 門】

GOLD 10点/SILVER 10点/予審通過 70点/部門出品数 196点

20170605-s2 (3)

1位 茨城 来福酒造株式会社 「来福 大吟醸 雫」

2位 和歌山 平和酒造株式会社  「紀土-KID- 大吟醸」

3位 福岡 株式会社みいの寿 「三井の寿 大吟醸 寒の蔵」

4位 福島 鶴乃江酒造株式会社 「大吟醸 ゆり 山田錦」

5位 秋田 秋田銘醸株式会社 「美酒爛漫 大吟醸 牡丹」

6位 奈良 今西酒造株式会社 「みむろ杉 大吟醸」

7位 青森 鳩正宗株式会社 「八甲田おろし 大吟醸 山田錦35

8位 岡山 宮下酒造株式会社 「極聖 大吟醸」

9位 埼玉 株式会社文楽 「文楽 限定大吟醸 袋吊り 無濾過原酒 中汲み」

10位 栃木 株式会社辻善兵衛商店 「桜川 大吟醸

 

【SUPER PREMIUM 部 門】

GOLD 3点/SILVER 4点/部門出品数 62点

20170605-s2 (2)

1位 山梨 山梨銘醸株式会社 「七賢 純米大吟醸 大中屋 斗瓶囲い」

2位 岡山 宮下酒造株式会社 「極聖 純米大吟醸 天下至聖」

3位 宮城 仙台伊澤家 「勝山酒造株式会社 勝山 純米大吟醸 廉」

 

【発泡清酒 部門】

GOLD 3点/SILVER 5点/部門出品数 71点

20170605-s2 (7)

1位 岩手 株式会社南部美人 「南部美人 あわさけ スパークリング」

2位 神奈川 黄金井酒造株式会社 「発泡清酒 SHU SHU」

3位 宮城 株式会社一ノ蔵 「一ノ蔵 発泡清酒 すず音」

 

【総評】

純米、純米吟醸で4作がベスト10に入った「作」に注目

注目は、純米酒部門でワンツーを決め、純米吟醸でも4位、8位に入った作(ざく)。もともと地酒ファンには注目されていましたが、その酒銘から(※)、実はガンダムファンの間でひそかに有名な銘柄でもありました。今回の受賞ラッシュにより、より知名度がアップしそうですね。純米吟醸部門では、以前より土佐酒らしい辛口の酒質で定評があった土佐しらぎくが1位に。同部門で3位に入った美丈夫も、純米の8位、10位にもランクインしており、高知県のお酒のレベル向上がうかがえます。

※ガンダムにはザクというモビルスーツ(ロボット)が登場

 

純米大吟醸部門では、能登杜氏四天王のひとり、故・波瀬正吉氏の技を受け継いだ開運が1位(純米でも4位)。開運は静岡酒らしい透明感を持ち、バランスに優れた酒質にファンが多い銘柄で、ここにきてその実力が花開いた印象です。

 

吟醸部門では、昨年もSUPER PREMIUM部門で1位に輝いた来福がトップ。今年から新設された発泡清酒部門では、どちらかといえば純米吟醸のイメージが強い南部美人が1位となる意外な結果に。発泡清酒の認知度を高めるきっかけとなった宮城「すず音」が3位にランクインしている点にも注目です。そのほか、人気銘柄の十四代、飛露喜、伯楽星などは、蔵の実力が問われる純米吟醸部門で手堅くランクイン(飛露喜、伯楽星は純米でもベスト10入り)しており、いまだ健在という印象です。

 

「作」蔵元のインタビューを含めた詳細は後日、追ってレポートいたしますので、お楽しみに!

20170605-s2 (1)

【関連記事】

2017年6月3日更新 「世界一の日本酒」はどうやって選ばれる? 超人気銘柄「飛露喜」の蔵元が語る「SAKE COMPETITION 2017」の舞台裏

2016年の結果はコチラ 世界一おいしい日本酒が決定! あのメジャー銘柄が落ち無名の蔵がトップに立つ波乱アリ!!

新米社長が世界最大の日本酒コンペで大金星!! 「茨城旋風」はなぜ起きた?